ティエリアに衣服をきさせ、寝かしつける。 フェンリルは、二人の愛の行為を盗み見るようなことはしないし、二人が何をやっているのかまだわからない。 ただ、いつも苦しそうな主の声に、心配してロックオンが主のティエリアを苛めているのだと思っている。 「主・・・また眠ちゃったのにゃん。うるぁ、このエロヴァンパイア、また主にエロいことしたにゃんね!?」 フェンリルは、二人が何をしているのか知らないが、それがエロいということは知っていた。ちなみに、エロいということがなんであるのかも知らない。 まだまだお子様なフェンリル。 「ティエリアは・・・シャワーノズルで水力最大にしてグリグリされるのがすきかぁ」 また新しいことを発見したロックオンは嬉しそうだ。 また、風呂場でSEXして、水力を最大にしたシャワーノズルでグリグリしてやろうとか思っているロックオン。 愛はあるのに、行為の最中相手を労わることはあまりしない。 相手は血族のヴァンパイア。乱暴に抱いても、平気だ。中性ではあるが、受け入れられたロックオンだけがティエリアを抱くことを、この世界で許された。 中性のティエリアは、どこまでも淫靡に淫らな存在となっていく。 それもまた、血族にされたから。 戻りたいと願っても、ティエリアの中に眠るネイの血が、ティエリアを淫乱にしたてあげる。 媚薬など必要ないのだ。 それがヴァンパイア同士のSEXだ。 そして、吸血するとさらに最高の快感を与えられる。 ロックオンは、眠り続けるティエリアに、キスをしてから、自分も同じベッドで横になる。 無視されたフェンリルは、主が眠っているので、ロックオンに噛み付くのは明日にすることにした。 ちなみに、ティエリアとロックオンは普通の血族よりも体を繋げる回数が多い。 エロいロックオンのせいである。 1週間に3〜4回。しかも1回につき5〜6回。 体力のないティエリアを、限界まで抱いていつも失神させる。 それが、ロックオンの愛し方。 ちょっと歪んでいるようにも見えるが、ヴァンパイアの愛し方には中には肉を互いに食らいあうという愛し方もある。吸血をこえて、肉を食うのだ。傷は再生される。 そこまでは流石にいかない。 吸血までだ。 「また明日な、ティエリア」 眠りについたロックオン。 ティエリアは、明日になると昨日のことでロックオンをビンタしまくって投げ飛ばす。 もちつもたれつだ。 抱かれた次の日は、ティエリアはいつもロックオンをビンタして投げ飛ばしていた。でも、もっと優しく抱けとか、回数を減らせとかは言わない。 自分も体が淫らにされ、毎日のように抱かれるのが当たり前になっているのだ。 ネイの血を宿すティエリア。 ネイは、その気になれば種族をも滅ぼす凄まじい力をもつ血の神なのに。 いつもは、ただのエロヴァンパイア。 でも、ティエリアにつくしてます。 守るときは全てから守る。 それがロックオン。 二人のフルムーンは、また来月こんな風に訪れるのであった。 ******************* 18菌ロクティエ+フェンリル。 なのでエロばっかです。 このシリーズエロおおいなぁ。 まぁそれもありだと。このシリーズのみだし。 |