擬似空間に降りれるシュミレーション装置につけられた、AIの名前はマリア。 「ついでに、この前あなたが買ってきたセーラー服というのも着てあげてもいいです」 「おっしゃああ、俺に任せな!」 ロックオン・ストラトス24歳、ガンダムマイスター最年長。 鼻血を垂らして、彼は叫んだ。 メンテナンス中にアホが叫ぶ一時。それはこんな時。ついにで、彼の隣にいるティエリアも天然のアホなので、アホは二人いる。 アホが二人でメンテナンス。とはいえ、腕は確かなのでメンテナンス上の問題はない。 ふと、AIマリアが警告の音声を鳴らした。 (AIマリアは、マスターに興奮している狼を発見いたしました) 「え、誰!?」 (AIマリアは、これ以上はいえません。マスターティエリア、自分の身は自分で護るよう推奨いたします。サブマスター刹那・F・セイエイの部屋に今日は泊まることを強くおすすめします) 「こら余計なこというな!よし、二人でメンテナンスしまくるぞ!敵のデータ元に戻そうぜ!」 やけにはりきるロックオンと一緒に、仲良くティエリアもメンテナンスをした。 んでもって数時間後。 ロックオンの部屋からツインテールに髪を結ってセーラー服をきたティエリアが、ジャボテンダーさんの散歩のためにジャボテンダーを背負って、廊下を堂々と徘徊することになった。ちなみに白のニーソにスカート丈はギリギリ。なぜそんな格好をしているのかと聞かれるたびに「ロックオンのシュミです」といいはって、ロックオンはまた人の知らないところで人望を失った。 いや、もとから人望薄いかも? ロックオン・ストラトス24歳、ガンダムマイスター最年長。多分、リーダー。 |