食堂での出来事。 みんながいる場所で、フェルトが不安そうに刹那に相談をしていた。 「私、生理最近こないの。気分も悪くなるし体調も悪いし。これって、妊娠かな?」 その場にいた誰もが、口にしていた飲み物や食べ物を吹き出した。 「おおお、おい刹那、刹那ああああ!!」 ライルが揺さぶるけど、刹那はエクトプラズマをだして気絶している。 「ちょ、フェルト本気か!?」 「うん」 あっさりと頷いたフェルトに、みんな慌て出す。 「フェルトが故障した!修理をイアンに!」 「イアンだ、イアンを呼べ!!」 イアンはすぐに呼ばれた。 「なんだ?」 「フェルトが妊娠したらしい。修理してくれ」 刹那は蒼い顔でそういって、イアンにアッパーをかまされた。 「責任は自分でとれええ」 「ぐえふ」 「おい、フェルト!」 「・・・・・・寝てる」 「フェルト!」 ティエリアが揺さぶって起こすと、フェルトは寝ぼけ眼でティエリアを見上げた。 「あ、何?なんか妊娠した夢みちゃった」 みんなこけた。 イアンが一番盛大にこけて、刹那は寝ぼけてるフェルトがかわいくて、顔を手で覆ってしゃがみこんでいた。 |