「忘れ物はないかー?」 「ありません」 「ないよ」 「ない」 ロックオンの問いかけに、皆素直に答える。 「あれ、ティエリア、ジャボテンダーは?」 「あっ、僕のジャボテンダーさんが!」 急いで、愛しのジャボテンダーさんをとりに戻る。 そして、大きなジャボテンダーの抱き枕を抱える。 「ティエリア、他の荷物もってやるよ」 「お願いします」 でかいジャボテンダーは移動の邪魔になる。 ティエリアは、愛しのジャボテンダーさんの抱き枕を頬を埋めた。 「今日のジャボテンダーさんは、機嫌がいいみたいです」 にこにこ。 「そうか、よかったな」 ロックオンの手がティエリアの頭を撫でる。 「ロックオン、昨日は愛してくれてありがとう」 薔薇色の頬で、そう告げるティエリア。 「うわああああああ!」 じとーっと、アレルヤと刹那の視線がロックオンに突き刺さった。 「このスケベ」 「スケベ」 アレルヤと刹那は、スタスタと先をいっていまう。 ロックオンは参ったなぁと思ったが、ティエリアがあまりに可愛らしかったのでまぁいいかと思った。 ジャボテンダーさんを手に、ティエリアはロックオンの腕から離れない。 そのまま、船にのって、皆はトレミーに帰還した。 ----------------------------------------- ティエリアがどんどんアホになっていく。 ・・・・・・・・・。 ・・・・・・ドンマイ! |