南の島でひゃっほい10







「忘れ物はないかー?」
「ありません」
「ないよ」
「ない」
ロックオンの問いかけに、皆素直に答える。
「あれ、ティエリア、ジャボテンダーは?」
「あっ、僕のジャボテンダーさんが!」
急いで、愛しのジャボテンダーさんをとりに戻る。
そして、大きなジャボテンダーの抱き枕を抱える。
「ティエリア、他の荷物もってやるよ」
「お願いします」
でかいジャボテンダーは移動の邪魔になる。
ティエリアは、愛しのジャボテンダーさんの抱き枕を頬を埋めた。
「今日のジャボテンダーさんは、機嫌がいいみたいです」
にこにこ。
「そうか、よかったな」
ロックオンの手がティエリアの頭を撫でる。
「ロックオン、昨日は愛してくれてありがとう」
薔薇色の頬で、そう告げるティエリア。
「うわああああああ!」
じとーっと、アレルヤと刹那の視線がロックオンに突き刺さった。
「このスケベ」
「スケベ」
アレルヤと刹那は、スタスタと先をいっていまう。
ロックオンは参ったなぁと思ったが、ティエリアがあまりに可愛らしかったのでまぁいいかと思った。
ジャボテンダーさんを手に、ティエリアはロックオンの腕から離れない。

そのまま、船にのって、皆はトレミーに帰還した。

-----------------------------------------
ティエリアがどんどんアホになっていく。
・・・・・・・・・。
・・・・・・ドンマイ!