世界が終わってもW「OOドラクエ7」







「く、なんて強い・・・流石魔王・・・」
「ベホマズン」
勇者一向が、フバーハの呪文をかけ、そしてHPを全回復している。

「なんか、さ。もう勇者も倒したし、終わりじゃないか。なんで魔王になって、勇者のPTと戦わなきゃいけないの?」
リジェネが、眠そうに欠伸をしながら、バギクロスを唱える。
「僕も、そう思う。いい加減、次のタイトルに移りたくなってきた・・・ドラクエの次は、やっぱりFFだよね」
ティエリアが、魔法を唱える。
「ホーリー!」
ティエリアのHPは9999になっていた。
LV99の魔法使いが、9999のダメージを受けて即死する。
「な、なんて魔法だ!見たこともない・・・」
LV99の僧侶が身震いした。
「あ、俺リミットブレイクだ」
ニールが、必殺技のコンボを、LV99の僧侶に繰り出す。1万6500のダメージを負った僧侶も即死した。
「アルテマ!」
アレルヤが、LV99の賢者に魔法を唱える。6500のダメージ。賢者は即死した。

「う、うわああああ」
勇者が、一人泣きだした。だって、呪文は唱えれるけど、仲間に支えられてやっと勇者なかけだし勇者だったから。
「メテオ!」
刹那が唱える。9999のダメージ。勇者は即死した。

やがて、エンディングのテロップが流れる。やっと終わりだと思ったライルは、そのままゲームが続いているのに驚愕した。

「クエ!?クェエエエ!??」
ホイミスライムのライルは、チョコボになっていた。混乱している。

「ってことで、いきなり強い設定にしたけど、LV1からはじめようか。JOBはいろいろあるんだよね・・・まぁ、めんどくさいから、みんな好き勝手やろうか。FFのゲーム設定したから。JOBは、めんどくさいからすぐにマスターできるようにしてるし。さて、この世界は・・・魔王はいないんだっけ。まぁ、ボスはいるから、ボスを倒すためにいろいろと。FFは物語メインだから、そっちを楽しもう」
ティエリアが説明する。
リジェネは、すでにものまねしのJOBについていた。

「クェェェェ!」

「ああ、ライル。ライルは、チョコボね。チョコボダンスもあるし、チョコボレースもあるし、安心して!」
「クェェェェ!!」
訳:そんなのあってもうれしくねえぇ!