小悪魔二匹







無駄にお金を使いすぎと、ロックオンに刹那とティエリアは、王留美のガンダムマイスター専用の口座を閉じられた。
でも、欲しいものはいっぱいある。

刹那とティエリアは、頷きあって、ロックオンの前に立ちふさがる。

猫耳バンドと尻尾と鈴の首輪をつけて。

「ロックオン、王留美の口座がしまって金がひきだせない。ジャボテンダーの新しいアクセサリーがでるんだ。お小遣い頂戴」
「ロックオン、同じく王留美の口座がしまって金が引き出せない。エクシアのプラモデルが買えない。金をくれ」

ロックオンは、自分の洗濯しおわった洗濯物を洗濯籠に入れて、自分の部屋に戻るところだった。
ブバッ

彼は大量の鼻血を出した。
「何もしないから、おいでおいで」
どこからか猫じゃらしを取り出して、二人にふりふりと見せる。

もう一息だ。

「お願い、ロックオン」
「お願いだ、ロックオン」
頬を染めて、涙を浮かべて上目遣いで見上げる。

「あげちゃうよー、お兄さんあげちゃうよー」
ロックオンは財布を取り出して、カードを取り出す。
それを刹那が奪う。
ティエリアが、刹那からカードを受け取って二人で一目散に逃げ出した。

「あー。いいものみれた」

「ロックオン・・・・・変態だって、だから言われるんだよ」
「でもよ、アレルヤ、あれはなぁ・・・・つか、お前も鼻血垂れてるから」

二人して、ティッシュを鼻につめて、ネコミミモードおねだりティエリアと刹那はかわいかったなぁと話に花を咲かせるのであった。

後日、引き落とされた金額を見て、ロックオンはティエリアと刹那を追い掛け回す。
ティエリアが欲しがったアクセサリーはプラチナでしかも種類が多かった。
刹那が欲しがったプラモデルは小さかったが純金製だった。

ああ、無駄なところで金を費やしていくマイスターの子猫二匹は、今日も小悪魔のように年長組み二人をからかうのだった。

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マイスターアホギャグ短編。
こんなマイスターであって欲しい。