「ロックオン」 「どうした?」 「笑ってください」 「ぎゃはははははは」 「違います、もっと上品にかわいく」 「どんな風にだよ。手本見せてくれ」 ロックオンがいつものようなちゃらちゃらしたかんじの笑いを浮かべると、ティエリアが首を振って、もっと上品に笑えという。しかもかわいく。 「えーっと。こうかな?」 「表情が引きつってるぞ」 「あれ?こうかな?」 「頬がひきつってる」 「あれ?あれ?」 ティエリアは首を傾げる。 「うーん。そうだ、手をこうして、こうして・・・・首をこれくらいかしげてにこって。こんなかんじ?」 ロックオンは鼻をおさえてかがみこんだ。 鼻血をふきそうになった。 「も、もっかいさっきのポーズ」 「えっと、こうかな?」 「もっかい」 「はい、こうです」 「たまらん。写真とっていい?」 「え、なんでですか?」 「かわいい。問答無用、写真とる」 パシャリ。 ティエリアのかわいい笑顔。ちょっとおねだりっぽいポーズで。 「ほら、ロックオンもこんなかんじで」 「いや、俺には無理だから。刹那もこんなかんじで笑わないかなぁ」 「じゃあ、刹那にこの笑い方伝授してきます」 「おう、俺もいくぜ!」 二人は手を繋いで歩きだすのだった。 ****************************** かわいいティエリアを・・・・・・・・かきたかったのです。 俺のかくティエリアかわいくないorz 今回もゆんたっちで。 多分かわいくなった・・・・はず。 タチバナ様とみほり様へ〜。 珍しく笑顔なティエ絵+おまけ文。 |