血と聖水Z「フェンリルの得意技?」







「・・・・・・・・・・っ、きくなぁ」
リジェネは、久しぶりに阿片を飲んだ。
アルコールと一緒だ。
隣では、刹那も阿片をアルコールと一緒に飲んだ。

ヴァンパイアの中で麻薬は当たり前。
眠っている能力が引き出され、能力が向上するのだ。
依存症に陥ることもない。そのため、適度に阿片を飲むヴァンパイアが多い。

人間世界では阿片は禁止されている。
ブラッド帝国から仕入れ、阿片を直接売りさばく商売人のヴァンパイアから買い付けている。

「あー。これ緩いね」
「え、まじで?これきつめだよ」
一緒にアルコールと一緒にその阿片を飲んだティエリアは、意識もしっかりしていて、阿片を飲んだあと独特のふわふわしたかんじがない。
「僕・・・ロックオンが僕に飲ませるの、もっときついから」
「それ、純阿片じゃないの?あれはきっついよー。僕もやったことあるけど・・・・三日はふらふらだったね」
「ロックオン・・・・阿片とSEXと吸血一度にしてくるから」
隠すこともないティエリア。
刹那とリジェネは、真っ赤になっている。
SEXと吸血だけでも最高になれる。そこに阿片を加えると・・・・想像するだけでやばい。

「にゃーにゃにゃ」
「ちょ、フェンリル!だめだよ、これ阿片!!」
「もう遅いのにゃあああ。ふわふわ気持ちいいのにゃああああ。おえええええええええええ」
「うわああああああああ、洗面器洗面器!!」
リジェネが、自分の足に吐いたフェンリルをもって、手洗い場に走っていく。

「おえええええええええ」
同じ頃、ロックオンは飲みすぎで吐いていた。
バカだ。
フェンリルと似ているかもしれない。

次の日になって、ロックオンがティエリアとフェンリルを迎えにきた。
リジェネから、くれぐれも阿片を同時にしないようにと注意を受けまくって、ロックオンは反省して阿片をする時はアルコールと一緒だけにした。

「おええええええええ」
「ちょ、このフェンリルなんとかならないのかよ!」
「知らないよ!精霊が阿片したらどうなるかなんて分からないんだから!」
「にゃーにゃー・・・・・おえええええええええ」
普通なのに、まるでしゃっくりのようにおええええええってくりかえす。気分は悪くなさそうだ。
「主、大好きだ・・・・おええええええ。ロックオン・・・・おえええええええ」
「ちょいまて、いまのおええええはわざとだろ、こらぁ!!」

「知らないのにゃああおえええええええ」

ナイトメアに乗って、仲良く三人はホームに帰っていったとさ。

                                           血と聖水Z The End

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最近男友達からえろすぎると指摘されているこのシリーズ。
ええ、もうエロいれようってえろすぎる18菌に感染してるのでいいや。
もうシリーズはエロいシリーズでもあるでいこう。