廻れ廻れX(3期)







「へっくし」
刹那からかしてもらた上着をきて、ニールは最後はアレルヤの部屋にたどりついた。

自分を探すたびにでていたアレルヤは、マリーと旅を続け、ヨーロッパを廻って帰ってきた。
マイスターは全員集合したことになる。刹那、ティエリア、アレルヤ、ライル、そしてあたらに帰ってきたニールと新しくマイスターとして加わったリジェネ。
全員で合計6人。
ガンダムも6機。
整備士のイアンは、毎日なくなく仕事に追われている。

「アーレルヤ。あーそぼ」
アレルヤの部屋の前で、ニールは大きな声を出す。
すぐに、アレルヤが部屋から出てきた。
「ニール?どうしたの?・・・・・酔っ払ってる?」
「うん、酔っ払ってる」
「上着、ぱっつんぱっつんだね。サイズあってないよ?」
「あー、これ刹那のな。刹那まだ175しかないからなぁ。俺185だし」
「刹那が上着かしてくれたの。へぇ」

ニールは、ライルや刹那にしたようにアレルヤに抱きつく。
「うーん。アレルヤはアレルヤで抱きごこちいいなぁ。こう、腕の中にしっくりくる。身長似てるしなぁ」
「ニール、水飲む?」
「あーいいよ。水は・・・・」

「あああ、マリー!違う、これは誤解なんだ!!」
部屋の前にきていたマリーは持っていた着替えを落としていた。
「・・・・・・・続けて。同人誌のネタになりそうだから!!」
「マリー!?」
「だってよーアレルヤ!」
「ニールさん、そこでキスの一つくらい!」
「ちょ、まじて簡便してよマリー!」
ニールは、笑ってアレルヤのおでにキスをする。

「風邪ひかないおまじない」
「萌える、萌えるわああああ!!」
マリーは興奮している。彼女は隠れ同人作家で腐女子である。ミレイナもだ。ミス・スメラギも。
トレミーには腐女子が多い。フェルトは違う。

「ということだ。じゃあな、アレルヤ。マリーと仲良くなー」
アレルヤは涙を流しながら、同人モードに入ったマリーを抱き寄せた。

「マリー。僕には、マリー、君だけだよ」
「・・・・・・・・うるぁ!」
「へぶし!」
マリーからソーマに人格の入れ替わったマリーは、アレルヤを拳で殴りつけると、蹴りつけた。
「ああん、この女ああああ!!」
ハレルヤに入れ替わったアレルヤは、殴られた場所をおさえて声を荒げる。

カーン。
バトルの鐘がなる。
二人は、今宵も仲良く部屋の前で拳を交える。

それを遠めにみながら、ニールは一言。

「あんま、はしゃぎすぎるなよー」
まるで、保育士のようににこやかに手を振っていた。

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アレマリだよ!
ニールは何がしたいんだ!
最後は勿論ニルティエだよ!
しかも裏いきだー。