「へっくし」 刹那からかしてもらた上着をきて、ニールは最後はアレルヤの部屋にたどりついた。 自分を探すたびにでていたアレルヤは、マリーと旅を続け、ヨーロッパを廻って帰ってきた。 マイスターは全員集合したことになる。刹那、ティエリア、アレルヤ、ライル、そしてあたらに帰ってきたニールと新しくマイスターとして加わったリジェネ。 全員で合計6人。 ガンダムも6機。 整備士のイアンは、毎日なくなく仕事に追われている。 「アーレルヤ。あーそぼ」 アレルヤの部屋の前で、ニールは大きな声を出す。 すぐに、アレルヤが部屋から出てきた。 「ニール?どうしたの?・・・・・酔っ払ってる?」 「うん、酔っ払ってる」 「上着、ぱっつんぱっつんだね。サイズあってないよ?」 「あー、これ刹那のな。刹那まだ175しかないからなぁ。俺185だし」 「刹那が上着かしてくれたの。へぇ」 ニールは、ライルや刹那にしたようにアレルヤに抱きつく。 「うーん。アレルヤはアレルヤで抱きごこちいいなぁ。こう、腕の中にしっくりくる。身長似てるしなぁ」 「ニール、水飲む?」 「あーいいよ。水は・・・・」 「あああ、マリー!違う、これは誤解なんだ!!」 部屋の前にきていたマリーは持っていた着替えを落としていた。 「・・・・・・・続けて。同人誌のネタになりそうだから!!」 「マリー!?」 「だってよーアレルヤ!」 「ニールさん、そこでキスの一つくらい!」 「ちょ、まじて簡便してよマリー!」 ニールは、笑ってアレルヤのおでにキスをする。 「風邪ひかないおまじない」 「萌える、萌えるわああああ!!」 マリーは興奮している。彼女は隠れ同人作家で腐女子である。ミレイナもだ。ミス・スメラギも。 トレミーには腐女子が多い。フェルトは違う。 「ということだ。じゃあな、アレルヤ。マリーと仲良くなー」 アレルヤは涙を流しながら、同人モードに入ったマリーを抱き寄せた。 「マリー。僕には、マリー、君だけだよ」 「・・・・・・・・うるぁ!」 「へぶし!」 マリーからソーマに人格の入れ替わったマリーは、アレルヤを拳で殴りつけると、蹴りつけた。 「ああん、この女ああああ!!」 ハレルヤに入れ替わったアレルヤは、殴られた場所をおさえて声を荒げる。 カーン。 バトルの鐘がなる。 二人は、今宵も仲良く部屋の前で拳を交える。 それを遠めにみながら、ニールは一言。 「あんま、はしゃぎすぎるなよー」 まるで、保育士のようににこやかに手を振っていた。 ********************* アレマリだよ! ニールは何がしたいんだ! 最後は勿論ニルティエだよ! しかも裏いきだー。 |