「二人で歩き始める」E







R18
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長い夜流の指が、ぐちっと音をたてて内部に突き入れられる。
「ふあ・・・・・」
それだけで、全身が痙攣する。
一本、二本と指は増やされ、三本まで飲み込んだ。そのまま根元までねじ込まれて、あきらは喉を鳴らす。
「んう」
シーツを噛み締めるあきらの口に、あいていた左手を突っ込んでかき回した。
「んんう、んんーーー!!」
「我慢、すんなよ」
夜流の目は、完全に肉食動物のそれになっていた。漆黒の闇が欲望を宿している。
「んーーー」
ぐりぐりっと、何度も前立腺を刺激する場所を指で抉りぬき、そのまま指をずるりと引き抜くと、潤滑液のボトルをベッドの下から取り出す。
「うあっ・・・それ、平気?」
「おー・・・賞味期限ちょうど今月だわ〜。ってことで、力ぬいとけ」
「なんで、いつも俺が女役な・・・・・うあああ、あああ、ひっ」
うつぶせにされ、そのまま熱い熱に引き裂かれる。
ズッ、ズチュ、ズチュと音をたててあきらの蕾は限界以上に立ち狂った夜流のものを飲み込んでいく。
「ひあっ・・・・あ、あ、あ・・・・も、どでもいい・・・・俺を感じてっ」
「っつ・・・・狭っ・・・力ぬけっ。痛いか?」
「痛くてもいいっ。奥にきて・・・そのまま揺さぶって、あきらを、ぐちゃぐちゃにしてぇ。夜流が、欲しいのっ!」
そのままあきらを揺さぶり、奥まで突き上げて、内臓をかき回すように内部でぐちゃぐちゃに動いてやると、あきらは背中を弓反りにしてシーツを掴む。
「うああああ、弾けるっ」
頭の奥で何かが弾けるような気がした。
オーガズムの波に何度も襲われる。

くちゅりと、音をたてて、あきらの中から去っていく夜流。
「・・・・?もっと、もっと・・・・・いやぁ、抜かないで!!」
「エロいって、まじで」
あきらを押し倒し、右足を抱えて奥まで貫く。そのまま抉り、犯していく。
「んくうう、あ、あ、うああああ」
ひくひくと痙攣するあきらの内部を貫き、何度も挿入して角度を変えて抉っては犯す。
「ああ・・・おかしく、なる・・・・く・・・・うう」
「先いっとけ」
あきらのものに手をかけて、扱ってやると、あきらは数滴ポタポタと蜜を零していった。
「いやーー!今動いちゃ・・・ああ、うああああーーー!!!」
敏感になっている体を、内部から犯されてぐちゃぐちゃにされて、快感を感じる瞬間から何も考えられなくなる。
「ひう・・・・や、や・・・・」
ぐちゅ!
卑猥な音が耳の奥まで聞こえる。
「ン・・・・く・・・・・・あああ、いって、あきらの中でいって・・・熱いの、いっぱいちょうだい・・・・何も考えられないくらい、夜流で満たしてっ!!」
トクン。
あきらの中で弾ける夜流の体液の音が聞こえる。
それは、鼓動に似ていた錯覚をあきらに引き起こさせた。

ドクドクと内部で弾け、注がれる精液に、あきらは涙を零してまた痙攣する。
「うう・・・・あ、ひっ・・・」
夜流の硬度は保たれたままだ。
そのまま、バックから激しく揺さぶられて、あきらの髪が宙を舞う。
「あっ、あっ、あっ!!!」
ギシギシと、ベッドのスプリングはいかれたような音を立てる。
「やっ、またくるっ・・・ああ、熱いっ」
オーガズムの波と、また奥に注がれる大量の精液。
それをあきらは内部で受け入れて、夜流をきつく締め付ける。

あきらが昏睡状態になって、自慰など忘れていた夜流の性欲に一度火がついた。
「うあん・・・・・あ・・・・」
体を反転させられ、いつもならもう終わりなのに、まだ終わらない。
「やう・・・・ああ、意識とんじゃう!」
激しい揺さぶりが、とたんに止んだ。
「んあう?」
「気絶、すんなよ。最後まで」
「ううう・・・ああああ、無理っ」



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