血と聖水\「呪い〜蜜月〜」3







18菌。 (>'A`)>ア゙-ッッ!!長くてすみません(´ ▽`)もう逝ってきます。
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「あーーー!!」
もう何度目かわからないロックオンの精が、ティエリアの中に注ぎ込まれる。
「あ、そっちは、そっちはだめえええ」
後ろに、ロックオンは指をつきいれて、そして精液で滑る欲望でそのまま押し込んでいく。
「あああああ」
肉を、直接犯される。
内臓を押し上げて、犯していくロックオン。
「だめって、いったのいいい、うあーーー!!」
はぁと、ロックオンが息を吐く。
そのまま、前立腺ばかりを刺激して、そして伸びた牙を。
「ああああ、んあーーーーーー!!!」
ティエリアの肩に牙を突きつけ、吸血した。
阿片とSEXとそして吸血。
「うあー、壊れちゃう」

ティエリアが嫌う、最高の、ヴァンパイアにとって究極の快感。

後ろも犯してから、また前を犯す。
ティエリアは、複数の男に前も後ろも犯されている感覚を感じていた。
ロックオンが二人、前も後ろも・・・口の中さえも犯していく。
舌を指でなぶり、口内を蹂躙する。
舌が絡み合う。
銀の糸をひいて、唾液が顎を伝い、そのままぽたぽたと白い花の上ではねとんだ。

「ひん・・・・・」
ロックオンは、魔法でティエリアに目隠しをさせる。
「ああう・・・・きゃーーー!!」
ティエリアの感じる場所を突き上げる。胸を舐め上げ、鎖骨も首筋もなめて、耳に甘く噛み付き、そしてたくさんキスマークを、所有の証を残す。

インキュリアスが、あまりの濃さに真っ赤になるどころか、真っ白になっていた。
インキュバスだって、ここまで何度もしつこく犯さない。
ただ、相手の快感を引き出して支配して・・・。

もう、本当に何度目かもわからない熱が、ティエリアの内部ではじけた。
秘所はもう、ロックオンが放った液体で満たされていた。
突き上げられるごとに、とぷとぷと、漏れて白く細いふとももを伝う。
ヴァンパイアは人間ではない。どちらかというと種族的にはインキュバスやサキュバスと同じ魔の一種の種族。
その精の量も半端ではない。
「うあん」
精液にまみれた手が、ティエリアの舌をいたぶる。
「うああ、もう許して、許してロックオン・・・もう犯さないで・・・・」
額の刻印は、薄くなっていた。
もう何時間犯されただろうか。
前も後ろも・・・口の中は手で、ぐちゃぐちゃに犯され続けている。

流石、血の神・・・いや、エロの神ネイ。

「もうだめなの・・・ティエ壊れちゃう・・・もう壊れちゃった・・・ぐちょぐちょなの・・・あーーー!!」
朦朧とした意識のティエリアの足を、花畑の地面につくほどに折りまげて、最奥まで叩き込んで、首筋に噛み付き、吸血した。
「きゃあああ、阿片は、吸血は、一緒はだめえええええ」
ゴリっと、ティエリアの肉を削るように、熱を帯びた欲望は内臓を押し上げて。
そして、真っ白に。
ティエリアが、牙を伸ばしてロックオンの手に噛み付いた。そのまま吸血する。
「うああああああああ」
ロックオンの頭も真っ白になった。
ロックオンも阿片を飲んでいた。純阿片。麻薬の中でも最高ランクの、きついやつだ。
快楽を何倍にもする。

「見えないから余計に、余計に感じちゃ・・・・ああ・・・・僕、中性なのに・・・女の子じゃないのに・・・こんなにぐっちゃぐちゃに・・・ひどい・・・・ああああ!!!」
えぐりとるように、つきあげられる。
熱に支配される。
最後がティエリアの最奥、で弾ける。
「ひっ」

ひきぬかれて、終わりかと思った。
精はもう出ないのに、それでも硬度を失わないロックオンが、前を犯し続ける。
「助け・・・・てぇ・・・・」

インキュリアスに向かって、ティエリアは見えない目、目隠しをされたまま手を伸ばす。
「助けてぇ!!いやあああ!!!」

「おい、ネイ!!いくらなんでも・・・壊れるぞ。それ、中性の子だろ?ネイ!!」
インキュリアスが、二人が交じり続ける・・・いや、一方的に陵辱し続ける花畑に踏み入る。
ロックオンの目は、真紅に濁っていた。
「あちゃー。ヴァンパイアの魔の欲望に支配されてやがる・・・このまま犯し殺す気かよ、ネイ」
「グルルルル・・・・」
ロックオンの喉の奥から、低い唸り声が聞こえた。
「助け・・・・ひあ・・・・」
パラリと、目隠しが外れる。
涙を流し続けるその瞳は、もう焦点が定まっていない。壊れる手前の予兆。愛している相手以外に犯されると壊れる脆い中性。
今のロックオンは、ティエリアが愛しているロックオンではなく、ただ欲望をティエリアに叩きつける魔の一種。

意識を失うことも許されないティエリア。
「んん・・・・あ・・・・」
優しいキスがティエリアの額を拭う。

「やっべ・・・・・ちょ、インキュリアス、俺止めろ!とまらねぇ!!」
「お願い、もうやめてぇ・・・これ以上僕を犯さないでぇぇぇ」
真っ赤だった瞳が、綺麗なエメラルド色に戻っていく。

「ティエリア、愛してる。ごめん、やりすぎだ、俺。俺のバカ!」
とぷりと、ティエリアの秘所から、白い液体が溢れて白い花びらと一緒になって、白く濁って消えていく。

「バーカ!」
インキュリアスは、ネイの頭にどでかいハンマーをふりあげる。
「ちょ、お前、それでかすぎ!」
「知るかよ、このエロ神!やりすぎだ!この中性の神子、壊れかけてるじゃねーか!もうとっくにインキュバスの呪いは消えてるよボケ!!俺が解いてやった」
ドカーン。
ハンマーで、きゅうとロックオンは伸びた。
「ネイ、俺が解けるの承知でこの神子犯してただろ。状況楽しむのもいいけど、たいがいにしとけよぼけ!両性具有の俺みたいに、支配されることに未熟なんだよ中性は!俺ももともと中性だったしな・・・・」

「助け・・・助けてぇ」
すすり泣くティエリアを抱き上げる。
ボタボタと、太ももからロックオンの体液が零れ落ちていく。
「あのばかたれ・・・・どんだけ出したんだよ・・・ヴァンパイアの体液は濃いな。うわ、すげぇ量・・・かわいそうに」
インキュリアスは、意識を失ったティエリアを闇の空間に作り上げたベッドに寝かせる。
「おい、ラバーナ!」
インキュリアスは、ロックオンの元恋人で、今の妻でもあるサキュバスを呼び出す。
「なによ、インキュリアス・・・・ああ、凄かったわ。濡れちゃった・・・感じすぎてもう真っ白よ」
「バーカ!この神子清めてやれ」
「あなたがすればいいじゃない」
「アホか!ネイが知ったら、殺されるわボケ!一応、俺は「男」ってことになってるし。もっとも、それ承知でネイは俺を抱きやがったが」



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