血と聖水外伝「蜜月〜フルムーン〜」4







18菌 だってそれがメインの外伝だから長いのよ
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ちゃぷちゃぷ。
お湯が二人の間をぬって、波をたてる。
フェンリルは不思議そうに首を傾げていた。
「お湯がどうしたのにゃん、主?」
「フェンリルの・・・前でこんな・・・犯しちゃだめぇ!!」
ロックオンは、喉の奥で笑って、ティエリアの膝を足で割って、更にティエリアの体内に侵入する。
「あぐ」
一度ひきぬく。
「ああーー!!」
また、お湯と一緒に奥まで貫かれた。
「こんな・・・・フェンリ・・・いい子だから、外で待ってて」
精一杯普通の表情を繕うティエリア。
「はいにゃ」
フェンリルは素直にお風呂からあがり、置いてあったバスタオルに全身をこすりつけていた。

「く・・・」
しっかりと風呂場にしがみついているティエリア。
でも、力は入らない。
猛った熱で秘所を最奥まで貫かれているのだ。
「動くぜ」
「ああっ!!」
激しい衝動で、ティエリアの全身が振るえる。
ちゃぷちゃぷと、お湯が湯船からもれだす。
お湯が、中に入ってくる感覚が分かる。
「お湯に犯されるのお!」
「たまにはいいだろ、こういうのも」
「だめぇええ!!」
何度も貫かれ、抉られる。しまいには湯船の中に沈みそうになる。
「ああ・・・」
後ろから抱きかかえられ、熱い楔だけで支えられる。少しロックオンが力を加えれば、それはズルズルとお湯と一緒に秘所にのまれていく。
「ううん」
後ろにいるロックオンに舌を伸ばして、キスをする。
「はぁ・・・もっと、キスして・・・」
肩甲骨にキスして、うなじにキスをする。ひきぬいて、ティエリアを抱き寄せて長いこと唇を重ねていたかと思うと、またティエリアを後ろから抱きかかえて、秘所に熱を浸入させる。
「うん・・・のぼせちゃいそう」

「のぼせるのにゃん?主、あがったほうがいいのにゃん」

風呂場の外から、フェンリルの声が聞こえて、ティエリアはしまったと思った。
外にはフェンリルがいるのだ。
それを承知で、ロックオンは体を求めてくる。

「だめ。フェンリルに聞こえる」
「聞かしてやれよ。お前のいい声。喘ぎ声を」
「ロックオンの意地悪・・・あああ・・・・ああ、そこ、そこもっと突いて!」
「どこをつくのにゃん?どっか場所に着くのにゃん?主、どっか移動してるのにゃん?」
求めてくるティエリアの言葉とおり、何度も突き上げる。
「あふ・・・」
内部で、お湯よりも熱い熱が弾ける。
ズルズルと引き抜かれていくそれ。
ティエリアが、無意識のうちに締め付ける。
「お前な・・・くそ」
また突き上げた。
「うあん」

風呂場で、ティエリアの啼き声が反響する。
外にフェンリルがいて、この声を聞いているのだということが、ティエリアの理性を繋ぎとめていた。

「あう・・・あう」
ガクガクと揺さぶられる。
紫紺の髪からいくつも雫がはじけた。

「あ・・・・」
半分のぼせかけたティエリアに、水を上からシャワーで注ぎこむ。
「ん」
「気がついた?」
「まだ中に・・・あなたが・・ああ、もういって」
わざと締め付けると、ロックオンは余裕をなくして、そのままズルズルとティエリアの肉をお湯と一緒に犯しながら、また精を放った。
放たれた場所から、体液が白くにごって湯の中を伝う。

「にゃあ。主、ロックオンと何してるのにゃん?」
フェンリルは、首を傾げてティエリアの艶やかな声を聞いていた。



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