18菌
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ロックオンは、湯からティエリアを抱きかかえてあがると、タイルの上に横たえる。
「いあ!!」
そのまま、前から体重をかけて貫く。
秘所はトロトロと体液と湯がとけたものが流れでていく。
「うう・・・そこは、だめぇ!!」
「どこがだめなのにゃん?主?」
だめという、弱い場所を何度もつきあげると、ティエリアは指を噛んだ。
声を押し殺しているのだ。
「聞かせろよ。お前の声、すごく感じるんだ」
その口に、舌をなぶるように指をつっこんで口内をかき回して蹂躙した。
「ああーーー!!」
背が弓なりにしなり、足が泳ぐ。
その足をとらえるロックオン。
なんとか、ティエリアを立たせると、立ったまま犯していく。
はぁと、吐息を互いにもらす
そして、喉の頚動脈を指でさぐり、そこに伸びた牙をつきさす。
「ああああああ、うああああああああ」
吸血される。 頭が真っ白になる。頭の中まで犯される。
ロックオンはティエリアを犯し貫いてからひきぬくと、ふと思いついて、シャワーノズルに手を伸ばす。お湯にし水力を最大にして、秘所にあてた。
「きゃああああ」
感じたこともない水圧の勢い。
熱い熱で引き裂かれるのはとは別の、秘所を責める水。
「や、やめてぇ、ロックオン、こんなのだめぇ!!」
ティエリアは身を捩る。
ロックオンは、ティエリアの腰を壁におしつけ、シャワーノズルをグリグリと秘所に押し当て続ける。
「ひああああああ」
水圧が秘所を責め、犯す。
「お湯とめてええ!!いや、いやいやあああああ!!」
泣き叫ぶティエリア。
快感が半端ではない。自分を失いそうで怖かった。ロックオン噛み付いて、そして甘えた声をだす。
「こんなの嫌。お湯なんて嫌!あなたがいい!あなたで埋めて満たして犯してぇぇ!!」
その声に、最高に高まった熱が、ズンとティエリアの内臓をおしげるように内部を掻き分けて、奥へ奥へとかけぬける。
「うあああーーー」
シャワールームで反響する声。
「ああ、深い、もうそれ以上入らない」
「何が深いにゃ?お湯かにゃ?お湯僕には深いにゃー。お湯の中泳ぐのすきにゃー」
フェンリルのかわいい声が、ティエリアのいつもなら飛んでしまう理性を繋ぎとめ、ロックオンと体を繋げているのだということを最大限に意識させる。
自分の淫らな体に、いや、淫らにされた体に、ロックオンを愛しているのに、少しだけ憎い、と思った。
「大丈夫なのにゃん?」
外では、フェンリルがティエリアの声に反応して、シャワールームに入ってこようとしている。
「フェンリ・・・だめ、きゃあ、だめえええええ」
立ったまま犯され続ける。
秘所は思う存分抉られ、肉を犯される。
片方のティエリアの足を肩にかついで、ロックオンは舌を絡み合わせながら、何度もティエリアを犯した。
蹂躙されていく。
体液が、内部で弾ける。
その熱をかんじて、ティエリアの背が弓なりにしならせる。ガクガクと足が笑う。
秘所からは二人の体液がまざった液体が、排水溝に飲まれていく。
「うあああん」
引き抜かれたかと思うと、また奥まで叩きつけられる、
ガクガクと揺れる体。
髪はポタポタと雫をたれて、激しい律動と一緒に乱れ狂う。
もう何回、ロックオンはティエリアの中に精を放っただろうか。6回以上か。
「はげ、し・・・ロク・・・もう、六回目?もう、いってぇぇぇ。終わってえぇぇぇ!!」
相手をいかせようと、内部をしめつける。
その感覚にロックオンは眉を顰め、ティエリアの内部を堪能していたのだが、ロックオンは熱を最奥に叩きつけて、またシャワーノズルをとりだした。
「ああ、それはだめええ!!」
嫌がるティエリアを無視して、水圧を最大にして、グリグリと秘所に押し当て続ける。
「お前もいっちまえ」
秘所に、お湯が浸入する。お湯に犯されいく感覚を感じながら、ティエリアはクタリと全身の力をぬく。
「うう・・・らめって・・・いったのにぃ」
オーガズムに支配され、何度かも分からない最大の波がティエリアの全身を支配し、ロックオンの言葉通り、ティエリアもイってしまった。
ゆっくりと瞼が閉じて、そのままティエリアは意識を手放し、完全に気絶した。
ロックオンは、ティエリアの内部から自分が放った液体をかきだして洗い清めていく。
「ううう・・・・あ」
意識もないのに、ティエリアはいつも啼く。
指を締め付けてくる。無意識の行為。
ロックオンは、ティエリアに額にキスを落としてから、シャワールームの扉をひらく。
「主?どうしたにゃ・・・・もにゃあああああああ!!裸にゃあああああ」
フェンリルは真っ赤になって走っていった。
「あーあ。またやりすぎちまった。愛してるよ」
ロックオンはいつも相手の余裕を、限界までせめたたきおとす。
それがロックオンの、ヴァンパイアとしての愛し方。体を繋ぐとき、優しいというよりも少々乱暴でもある。でも、血族のティエリアは、中性でありながら淫らにされてしまった体で平然とその行為を受け入れる。自分から足を開き、ロックオンを誘い、そして締め付け、もっととねだることもしばしばだ。
完全におちたティエリアは、雫をポタポタと床に垂らしながら、気だるい眠りへと入っていった。
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