18禁注意。 ************************** 頬にキスをして、額にキスをして・・・唇にキスをして、首筋に、鎖骨に、胸に。 たくさんのキスの雨を降らす。 星の砂は、メロディーを奏でながらサラサラと零れ落ちていく。 ロックオンがティエリアの髪をかき上げると、それはさらさらと静かに、星の砂のように零れていく。 「綺麗だよ」 「ありがとう」 ティエリアは微笑んだ。そう、もう失ったと思ったあのティエリアの・・・・あどけない、幼い微笑みだった。 もう、二度と手に入らないと思っていたもの。 また、手に入れることができるだろうか。 「上書きする。お前のマスターは俺だ」 「うん」 「でもな」 「でも?」 「マスターといっても、支配するんじゃない」 「支配が、愛じゃないの?」 「確かに、支配する愛もある。でも俺は、お前と一緒に愛し合いたい。分かち合うんだ。体温を共有するように、秘密を共有するように」 「うん・・・・・」 ティエリアの体を開いていく。 男たちに嬲られていた体は、再生治療で元に戻っている。 胸をなめて、先端をつまむと、ティエリアが甘い吐息を零した。 「変な、かんじ」 そのまま、ロックオンは唇を下半身に這わせると、うちももをきつく吸って痕を残すと、秘所に舌を這わせる。 「あっ」 足を閉じようとするティエリアの足をゆっくりと開いて、花弁の中へ中へと舌をいれる。 指を同時にやさしく入れて愛撫する。 「あ、あ、ああああ」 ティエリアの甘い啼き声をきくのは、何ヶ月ぶりだろうか。 「あ、きて・・・」 「まだだ、まだ・・・・」 ロックオンは、舌と指で、ティエリアを責めあげて、ティエリアを先にイかした。 「あ、あう」 痙攣する太ももにキスをする。 「辛い?ここでやめとく?」 「なんだろう。昔も、あなたとこうやって・・・・抱き合っていた、気がする」 「気がするんじゃなくって、実際にこうやって体を重ねていたんだよ」 ロックオンは、どこまでもひたすら優しく、ティエリアの快感だけを求める。 「痛い?」 ロックオンのものを見て、ティエリアが舌を這わせようとする。こんなティエリアは知らない。覚えさせられたのだ。ロックオンは、こんな行為は強制したこはないし、ティエリアもしたことがない。 「しなくていいよ」 「いいの・・・・僕が、したいの」 ロックオンのものを口に含んで、ティエリアは奉仕する。 ロックオンはとめなかった。止めたら、何故とティエリアが泣き出す気がした。実際、とめればティエリアは泣き出すだろう。やっぱり、自分は汚れているのだと。だから、ティエリアにやりたいようにさせた。 「つ・・・・あ」 「あなたのイク顔・・・綺麗」 「お前なぁ」 ペロリと、果てたロックオンの残液を飲み干して。あどけないのに妖艶。それがティエリア。そう、ロックオンの知らないティエリアなら、ロックオンが知ればいい。そして、それも自分色に染め上げてしまえばいい。 ティエリアはロックオンのものなのだから。 「気持ちよかった?」 「ああ」 「良かった。ねぇ、もういい?」 「ん。ああ、もう終わりでいいよ」 「違う。きて。あなたが欲しい。僕を抱いて」 「抱くよ」 ティエリアにたくさんキスをしながら、ゆっくりと体を開いていく。 花弁の中に、秘所にゆっくりと埋め込んでいく。 乱暴に動くことはしない。ただ、ティエリアが感じるように感じるように緩慢に動く。 「あ、あ・・・ロックオン、愛してる。好き・・・・離さないで」 「離さないよ・・・もう、絶対に離さない」 一つに溶けていく。 熱い熱の中で、一つに。 オルゴールの音色は、悲哀からただの音の螺旋に変わっていた。 NEXT |