星の砂「星の砂が奏でる音U」







18禁
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「あ、あああう」
ティエリアの背中が弓なりに綺麗に仰け反る。
白いシーツを掴む手。
足が、溺れるようにシーツの波の間を浮かんでは沈んでいる。
「大丈夫?」
「あ・・・・だい、じょうぶ。ねぇ、もっと・・・」
「参ったな・・・・」
緩慢なペースで体をあわせるには、ロックオンの体力を消耗する。
「大丈夫。もっと、激しくても、大丈夫。壊れないよ。僕は、壊れないよ。あなたがいるから、もう壊れない」
「・・・・・・・っ、ティエリア!」
エメラルドの瞳から、涙が溢れた。
どうか、神がいるというのなら、俺はどうなってもいいから、ティエリアを助けてあげてください。
この無垢で幼い魂を、どうか。

「はぁっ・・・もっと、もっと奥まで・・・・」
求められるままに、ティエリアの体を貪る。でも、どこまでも優しく。
愛撫を忘れない。
「あ、そこ弱いの」
耳を甘く噛むと、ティエリアがすすり泣いた。耳が弱いのは知っている。弱い部分は全部、ロックオンが知っている。胸を撫でるようにすることも、背骨を唇で這われるのも、肩甲骨を甘く噛まれるのも、足の指を舐められるのも、口に手を入れられて舌を弄ばれるのも。ティエリアのいいところは、弱いところ。
胸をなで上げて、背骨にそって唇を這わせ、GN粒子の色を放つ天使の紋章に優しく噛み付き、足の指を口にふくんで、太ももをなであげ、全体のラインを確かめるように優しく手を這わせる。
「ん、いあっ」
きゅっと、中が締まった。
内部を苛めるように、何度もいいところだけを突き上げる。
「あ、はっ・・・・きもちよさすぎて、変に、なりそ・・・」
奥までと誘われるままに、ティエリアの奥へ奥へと入る。
「もっと、奥まで・・・」
「でも、これ以上は・・・」
「もっと・・・きて」
力をいれたティエリアが、さらに奥へとロックオンを導く。そこで、はじめて違和感を感じた。ティエリアのこの器官には、女性器はない。奥は行き止まり。これ以上、奥にはいけないはず。
ずるりと、その中まで・・・・あるはずのない場所まで入ると、ロックオンは果てた。
「満たして・・・・あなたで、満たして」
求められるままに、何度も体を繋げた。
違和感も、その執拗な熱によって、思考がずるずると溶けていく。

「愛してる」
ティエリアは、ロックオンの眼帯をしている右目にキスをする。
そして、泣き出した。
「ティエリア?」
「もう、しないで。もう、こんなことしないで。僕も、もうしないから。バカなこともうしないから。だから、もうあなたが自分を傷つけるところなんて見たくない」
「約束する。もう、二度としない」
「ありがとう」

砂漠は、雨が降れば花が咲く。
そう、これは愛というなの雨だ。
ティエリアの脳に広がっていく、砂漠という名の記憶障害は雨にとけて、オアシスとなる。
オアシスは、命を呼び覚ます。

「ん・・・・だめ、勝手にぬいちゃ」
「簡便してくれ」
流石のロックオンも、笑ってごまかすしかなかった。
ティエリアは、砂漠からオアシスになろうとしている。

その日は、朝まで互いを貪りあった。
そして、疲労しきって二人に丸一日眠りこけた。




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