血と聖水フロスト「フロスト2」







18菌
****************************

「フロスト」
「んあ?」
「ほら・・・・これ、フロストの、呪いを失ったただの魔石」
「ああ・・・・う?」
痙攣し、イっている最中のティエリアの思考は乱れている。真っ白な中、ロックオンの声は楽しそうな響きをもっていた。
「これの、さ。魅了の効果があるんだけど。フロストの魔石のもともとの使い方はこう」
「うわああああああ!!」
ティエリアの秘所に、その魔石を埋め込む。
硬い何かが、奥ではじけた。
「やん・・・・つめた・・・・」
じんわりと、フロストというだけあって、冷たい何かが最奥をくすぐる。
「冷たい炎っていうんだよ。フロストの魔石は」
ズプっと、奥までロックオンが入ってくる。
「あーー!!」
その冷たい炎を、熱い炎にかえる熱がやってくる。
魔石を奥へ奥へと追いやるように突き上げる。
「ああう、硬いのあたる。やーー!」
スププと、何度も奥まで突き入れる。
魔石は形をかえて、ティエリアの内部を擦りあげる。
「やー、こんなのやあああ」
「おかしく、なりそうだろ?」
「なるう、だめえええ」
それでも、ロックオンはとってくれない。
一度かきだしたかと思うと、ズッと、また奥まで埋め込まれた。
「こんな使い方知ってるの・・・アクラや俺くらい、だろうな。こんな風に使われてたのは7千年も前だからなぁ。くくく」
「いあああああ」
フロストの魔石が、奥で完全に弾けた。
「あ、つい」
内部が酷く熱をもったように熱くてたまらない。
「弾けたか」
「ひん」
体位をかえて、ロックオンが下になる。ずるっと、それがぬけてティエリアは啼いた。
「自分で入れてみろよ」
「できな・・・」
「できるって。さぁ」
「あ・・・・ううん」
ズプリと、欲望を秘所にあてがって、自分でゆっくりと沈めていく。体重で、すぐに最奥まで飲み込む。
「ああああああ!!」
びくびくと、またティエリアの足が痙攣した。ロックオンは、その快楽にトドメをさすように、下から何度もいい場所だけを突き上げてやる。
「ひあああああ」
胸の先端を摘み上げ、薄い胸を撫でる。
「は・・・は・・・」
呼吸が速くなっている。
イッってる最中に無理やりイカされたら、そらしんどい。
「もっと、いい声で、啼いて?」
ティエリアが自分で腰を振るような淫らな行いをしないことを知っているロックオンは、ティエリアの足を肩に抱えて、熱を突き上げると、ベッドのスプリングがいかれるのかと思うくらい乱暴に揺さぶる。
「い・・・いあ、うああ!!」
肉を直接犯すように、内部を擦り上げていく。
「らめええええ、おかしくなるううう」
「ならないって」
「らめ、やああああうあああ」
嫌がるティエリアを他所に、内部で弾けた熱はまだ硬度を保ち、そのまま、犯し続けた。
「ひあ・・・・あ・・・・ロックオンの・・・バカ」
とぷりと、秘所から白いロックオンの体液が漏れ出す。
「あー。またやりすぎちまった。愛してるよ」
ヴァンパイアの中でもロックオンはとにかく情事に強すぎて、中性であるティエリアは付き合わされていつも気絶するのだ。



NEXT