目隠し








18禁注意・ロクティエ

6月の花嫁。
それは乙女の夢。6月に結婚式を挙げるカップルの多いこと。

「ということで、結婚式を挙げよう」
「はぁ?」
ロックオンの突拍子もない言葉は今に始まったことではないが。
すでに式場も用意しているという。

ティエリアはロックオンにひっぱられて、教会にやってきた。
そこは、神父もシスターもいない、誰もいない寂れた教会。

「ここのどこが式場だと?」
すでにティエリアはロックオンが手配した金色のウェディングドレスを着ていた。真っ白でないのは、衣装に金糸でたくさんの刺繍が施されているせいた。本来は真っ白なウェディングドレスが金色になるまで刺繍するなんて、どれだけこの衣装は高いのかが分かる。
ロックオンはタキシードで登場した。
ティエリアは手にブーケを持っている。

「はい、新郎新婦の登場。ティエリア、おいで」
ロックオンに手招きされて、ティエリアはロックオンにかけよった。
ウェディングドレスなんて窮屈だけど、ロックオンと結婚式ができるなら着ても構わないと思った。
「はい、二人は神様の前で愛を誓った。終わり」
「ちょ、はや!」

リーンゴーンと鐘が鳴り響く。

「おいでティエリア」
ティエリアはロックオンに抱き上げられて、そのまま教会の神父が神へ祈りを捧げるデスクに横たえられる。
「あなたは・・・・」
「愛してるよ」
「僕も、愛しています」

「あ・・・ううん。これ、神を、冒涜してるんじゃ」
女物の下着の上から秘所を愛撫される、
胸は大きくあけられ、何度も吸われて痕をつけられた。
「俺は神を信じてるようで信じてない」
「あなたは、カトリックじゃ・・・・ああっ」
胸の突起を指でつままれた。
「硬くなってる」
「せいりげんしょ・・・ああっ」
ガーターベルトをした下着がとりはらわれる。まくられたウエディングドレスから、ティエリアの真っ白な太ももが見えた。

「僕も、神なんて信じていない・・・・ぐ、あっ」
いつもより熱くかんじる熱。
ティエリアを堕としていく。
最奥まで叩きつけては入り口までひいて、また最奥まで突き上げる。
そんなことを何度も繰り返す。
ロックオンの律動にあわせて、ウェディングドレスの裾が揺れる。
「愛を、誓うなら、神ではなくあなたに。うあっ」
大きくえぐられて、ティエリアは首を振る。
「じゃあ、俺も愛を誓うなら、神ではなくティエリアに」
「ひあっ」
じゅぷじゅぷと結合部は粟立ち、それでもロックオンの律動は止まらない。
秘所はもうティエリアとロックオンの体液にまみれて、それがウェディングドレスを汚していく。

「ああ。僕は、神の前で犯される。あなたに」
「体も心も俺のものだ」
「ああん・・・そんな、のとっく、の・・ああっ、前から、あなたの、もの・・・んっ」
体を反転させられて、えぐられる角度がかわる。
「は・・・あっ」
ティエリアの背がしなる。
その背中の肩甲骨には、天使の翼の紋章があった。
堕ちた天使は、人間の恋人とどこまでも堕ちていく。

「・・・・・は、きてっ」
ティエリアが涙を滲ませながら、懇願する。
「ヴァージンロードなんて、とっくの昔にないわな。おれが、ティエリアを」
激しい律動がティエリアを襲う。
「あ、あ、あああああっ」
涙がウェディングドレスをぬらしていく。
その涙を吸い上げて、ロックオンは優しくティエリアを抱きしめたかと思うと、体を抱き上げた。
「あ、そんなっ」
立ったまま、ロックオンを深く受け入れる。片方の足はロックオンの肩にのせられたまま。
ズプズプと楔を飲み込んでいく秘所。
「はぁ・・・・んく」
立った体位で犯されるのははじめてだ。
ティエリアの手から、ブーケが地面に落ちた。
ポタタと、床に体液の染みができる。

「やぁん・・・・こんなこと、こんなっ」
胸の突起をつままれて、ティエリアは身を捩る。
無性の中性は少女の位置にまできてしまった。未熟なその体をロックオンは貪りつくす。
「ああ・・・・もっと、深く」
ロックオンは、その要望どうり、ズンと深く熱を埋める。
「あ・・・・はっ」
ティエリアは意識をそこで失った。
ロックオンは、まだ果てていない。
意識を失ったティエリアを抱いて、ロックオンはマリア像を見上げた。

「俺の中の神様は、もうとっくの昔に死んだんだよ」


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