ちょり〜す警察署24時1







CDドラマ3の設定を基本としています。+自分設定。パロギャグ。

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「おはよう」
「あ、ボスおはよう」
「おはよう。機嫌がいいな、刹那」
「ああ。ハム仮面ことブシ仮面の変態グラハム・エーカーが去ってくれたからな
刹那は、ボスであるティエリアに手を振る。
ここはちょり〜す警察署
24時間、ひきりなりに事件が舞い込む忙しい警察署だ。
主な構成メンバーを紹介しよう。

ボスである警察署長のティエリア。
狙い撃ちの異名をもつ、スナイパーの警察官ロックオン。
スナイパーと呼ばれる、暗殺が本来は専門である警察官のライル。
ちょり〜すとあだ名のある、警察官の刹那。
KY(空気読めない)という立派なあだなのある、警察官のアレルヤ。
ボス命の、とにかくティエリアが大好きな警察官リジェネ。
お茶組係りのミレイナ。
が、基本的な構成員である。
あとは、特別捜査官の変態ブシ仮面グラハム・エーカー。
警察副所長のイアン。
名警察官のビリー。
女性警察官のフェルト。
などなど。

とにかく濃いメンバーで構成された警察署である。その名もちょり〜す警察署。名前からバカにしている。それでも一応みんな警察官らしい。

「ミレイナ、お茶を入れてくれないか」
「はいですぅ」
ミレイナがティエリアの元に熱すぎるお茶を持っていく。
「あ、俺にもお願い」
「僕にも」
「俺にも頼むちょり〜す!・・・・・じゃない、ちょりーっすっていうな俺!」
ロックオンからも、アレルヤからもお茶をくれとミレイナは依頼されて、ミレイナは緑茶を入れる。
刹那はさっきからちょり〜すとかいって混乱している
「しっかりしろ、刹那」
「ティエリア・・・・ちょりーっす・・・このちょりーっすってなんとかならないか?」
「植えつけられた擬似人格がまだ抜け切っていないようだ。そのうちなんとかなるだろう。まぁ面白いので、そのままちょりーすと言っていればいい」
「ちょりーっす!!・・・・・ちょりーっす!!」
刹那は涙を流しながらちょりーすを連発する。

バァン!
書類を持って移動していたライルが、いきなり開いたドアに挟まれてペシャンコになって、ヒラヒラと書類と一緒に床に落ちた。
「ティエリア!」
「リジェネ。早いね。もう取り調べは済んだのかい?」
「うん。もうすんだよ」
リジェネは笑顔でボスであるティエリアに抱きつく。
二人は双子だ。ティエリアは上官にあたるが、リジェネはそんなことおかまいなしだった。
このちょり〜す警察署に上下関係はほぼ皆無に等しい。
「こ、この、リジェネ、お前いきなりドア開けて入ってくるな!ノックくらいしろ!」
ヒラヒラになっていたライルが、元に戻ってリジェネに怒鳴るが、リジェネは舌を出して彼をからかう。
「はん、知ったこっちゃないよ」
「まぁまぁ、ライルもリジェネも、仲良くな?」
ライルの双子の兄であるロックオンが、ライルをなだめる。右手にはお茶をもっている。ずずーっとそれを飲んでから、一息つく。
「今日も平和だね」
アレルヤが、窓の外から太陽を見上げながら、笑った。

「あ、いたのか、お前」
とロックオンがアレルヤを見る。声で、はじめてその存在に気づいたようだった。
「いたんだ」
ライルも、兄と同じようだった。
「いたのか」
とは刹那。
「へぇ、君いたんだ、気づかなかったよ」
リジェネはティエリアにべったりと抱きついたまま。
「ああ・・・・・気づかなかった」
ボスであり、皆のことを気にかけるティエリアでさえも、アレルヤの存在に気づいていなかったようだ。

「ひど!!あいからず、僕の扱い酷い!!!」
アレルヤは、泣きながら飛び出していった。



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