血と聖水外伝「ティエリアとロックオンの出会い」8







18禁注意。当社比ハードめ。
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ティエリアをベッドによこたえる。
何度も唇を重ねた。
「ん・・・・」

「愛してる」
「愛しています」

二人は、互いの心臓の上に手を置いて、目を瞑る。
「いいか?」
「はい」
ティエリアは、自分から足を開く。
ぱさりと、バスローブが脱がされる。白い裸体を、眩しそうにロックオンは見つめていた。
胸もない、完全なる中性の体。それまでティエリアに出会うまでは、男のようなものと中性を思っていたが、ティエリアの体はとても綺麗だった。
白い肌を優しく啄んでいく。
「んん・・・・・」

平らな胸を愛撫される。胸の突起をかじられ、手で弄ばれる。
「はっ・・・・」
体のラインにそって、ロックオンの唇が下へ下へと降りてくる。
背筋を唇がなぞり、肩甲骨に噛み付く。
首筋にキスマークを残す。
うなじ、鎖骨、胸元、胸、肋骨・・・・。
自分のものだと、確認するように、そして支配するように。

「お前を支配する」
「あなたに支配される」

ティエリアは震えていた。
ゆっくりと、開かれた足の間にロックオンが割ってはいる。
「いや!」
足を閉じようとしたが、ロックオンが右ひざを肩に抱えた。
「あっ!」
誰にも見せたこのない秘所に、未熟するぎるその場所にロックオンの指がゆっくり沈んでいく。
「うああああ」
何本か指を差し入れし、中をかき回す。
「ああああ、だめええええ!いやぁ、怖い!!」
白い肌だった。
肌理の細かい、赤子のような手触りの肌。今まで抱いてきたどの女よりも美しかった。
ティエリアは、涙をこぼして怯えだす。

「汚さないで・・・・だめ、だめ・・・・・」
ティエリアは、弱弱しく首を振る。
「愛してる」

ネイの妻であってティエリエルの魂をもつティエリアに惹かれるのは、必然のこと。
愛し合った二人は、どんなに時を経てもまた出会い、愛し合う。
ああ、なんたる至福。ネイの千年の祈りは、今成就される。

ロックオンはティエリアの唇に唇を重ねる。
「やめて・・・・いや!」
首をふるティエリアの手を掴み、優しく優しくできるだけ触れようとする。
「いやあああ!!」
ティエリアの、頑なまでの拒否に、ロックオンの中のヴァンパイアとしての血が暴れだす。

ロックオンは、平らなティエリアの胸を舐める。
胸の突起をつまみあげる。
もう片方に噛み付く。
「ううう・・・・ああああ」
涙をこぼすティエリアは、ロックオンをずっと見ていた。
鎖骨に痕を残した。
首筋を這う唇に、ティエリアは首を振る。

背筋ごしに唇を這わせ、華奢なラインを確かめるようにわき腹を撫でて太ももをなであげる。そのまま、唇でふとももを這い上がる。
指でぐちゃぐちゃにかき混ぜた秘所は、僅かに濡れただけで、ティエリアはきつそうだった。
そこはとても狭くて、ロックオンの指をしめつけてくる。
「くそ・・・狭い。後ろのほうがいいか?」
代わりに後ろに指をさしいれてみるが、そっちのほうが更に狭かった。
「こっちは余計きついな・・・・・辛いか?」
何度も秘所に指を差し入れる。
ティエリアは、必死でロックオンにしがみついていた。

「愛してる」
「あ・・・・僕も・・・・愛して・・る・・・・でも、怖い、怖い、怖い・・・」
「ごめんな。優しくできない」
「・・・・・・・いいよ。支配して。僕を、あなたで支配して。あなたの熱で埋めて。僕をあなたの色に染め上げて。あなたに犯されたい。あなたのものになりたい。一つに溶けたい。あなたと契約したのは、僕の意思」
ロックオンはティエリアに口付けた。
「力ぬいとけ」
だが、そんなこと初めてのティエリアにはできるはずもない。
ロックオンは、ティエリアを押さえつけると、高ぶった熱でそのまま引き裂いた。
「うわあああああああああ、いたい、いたい、いたい、いやああああああああ!!!」
ティエリアは目を見開いて、激痛に身を捩る。
そのまま、ロックオンは最奥まで狭いティエリアを貫いた。
秘所から血が溢れる。それを潤滑剤代わりに、何度もぐちゃぐちゃと内部をかき混ぜる。
「いあああああああああ!!」
快楽など、ティエリアにはない。
ただ、痛みだけ。
「ち・・・・ごめん。お前を支配する。少し楽にさせるから」
ロックオンは、一度ティエリアの中から熱を引き抜くと、棚の上においてあった媚薬と阿片をティエリアに飲ませた。
「うう・・・・ああああっ」
声に、喘ぎがまじってきた。
ズプリと、また楔を打ち込む。
背中にティエリアの爪が食い込む。その手を前にもってきて、口付けるとまた背中に戻す。
「ううん、うううあああ」
何度も、何度も場所をかえてえぐり、揺すり、律動する。
ティエリアはロックオンの動きにあわせて華奢な体をガクガクと揺らしていた。

「あ、ああああっ、だめ、そこだめっ」
ティエリアが嫌がる場所を何度も突き上げる。
「んーーー!!」
ティエリアの足が痙攣する。
そのまま、ロックオンは熱をティエリアの中に放つ。


 



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