「旅行」E







R18
**************

浴衣から露出していた下肢を膝で割られて、あきらは少しだけ甘い吐息を吐いた。
そのまま胸の部分をはだけさせられて、いくつものキスマークを残される。
耳に舌をいれられて、あきらはびくんと震えた。
「ナイト」
あきらが、自分から夜流にしがみついてくる。
「うん、ここにいるよ」
「うん、ずっといてね」
拙い会話。それでも、十分に通じる。二人には、それで十分なのだ。
「あ・・・んあ」
夜流はあきらの口の中に指をいれる。あきらはそれに舌を絡めて唾液を含んだ指が、あきらの口の中から去っていく。

あきらは下着を身につけていない。
そのまま潤滑液を夜流は指に塗りたくって、あきらの蕾に指を一本沈める。
「ふ・・・」
あきらは正面の落とされた天井を見上げていた。
指がどんどん増やされていく。
「あ、あ、あ」
増やされるたびに、あきらの喉から高めの喘ぎ声が漏れる。
「やだ、そこやだ!」
首を振っていやがるあきらの内部を指で刺激して、根元までうめるとグリグリと前立腺を刺激する。
「あーーー!!」
びくんをはねるあきらの体をおさえて、同時にあきらの立ち上がった前を扱って、何度もきつく指を動かして、オーガズムに襲われているあきらにとどめをさすように、吐精を促す。
「ああああ!」
びくんと白い太ももがシーツの上でで跳ねた。
そのまま、夜流の手を汚したあきらの透明な蜜を舐めとって、夜流は最低限の浴衣だけをはだけた格好であきらの上にくる。

「きて、ナイト。あなたを、ください」
抱きついてくるあきらの手を首に回させ、もうギンギンに反り返った自分の欲望を、潤滑液でぐちゃぐちゃに濡れさせたあきらの内部に突き入れる。
「あーーー!!」
最初の衝撃。
それにあきらが仰け反る。
上にずり上がる体を制して、支配していく。
再奥まで突き入れて、それからあきらを揺さぶった。
「ひあ、い・・・・」
あきらは夜流の背中に手をまわして、浴衣の上から爪を立てる。
「もっと、激しく!」
言われるままに、何度もあきらを突き上げ、律動を繰り返し、あきらの体は人形のようにがくがくと揺さぶられて、宙に明るい茶色の髪が舞った。

「壊れるくらい、激しくして!もっと欲しいの!」
きゅうと締め付けてくるあきらの内部を抉り、一度抜くと、あきらを腹の上に乗せる。
「うん、うああああ」
下から突き上げられて、あきらの体がしなる。
「あ、あ、そう、もっと!」
求められるままに、舌を絡みあわせて、どちらが上か下かも分からないくらいにもつれあって、そのまま夜流はあきらの内部で一度放つ。
「足りない」
ペロリと唇を舐める妖艶にあきらに誘われて、あきらを旅館のテーブルの上に押し倒す。
「あ、あ、あーーー!!」
ガタンガタンと、テーブルが悲鳴をあげる。
二人分の体重に耐え切れるだろうか。

「もっと、抉って!奥まで犯して、ナイト、もっと、もっと・・・・」
グチュリ、ぐちゃぐちゃ。
水音は卑猥な音をたてる。
あきらをテーブルの上に押し倒して、腰を進める。
ズッ、ズチュ、ズブブブと内部に入り込んでいくのが分かる。
「ああ、かき回されてるみたい!内臓がっ」
言葉通り、内臓をかき回すような勢いで動く。
内部を突き上げ、そこをかき回し続ける。
グチャ。
また水音が結合部から響く。
「んあーー!くるよ、いっちゃう」
「いっちまえ、あきら」
オーガズムに支配されたあきらをテーブルに縫い付けて、思うままに腰をぶつけてやった。

ガタンと大きな音が響いて、テーブルがバランスを崩す。
「あ、あ、落ちちゃう!」
あきらの体を抱き上げて、自分のほうに寄りかからせる。
「あ!」
両腕をひっぱる。
二人を繋いでいるのは、結合部と両腕だけ。
腕を放すと、あきらは自分の体重で夜流を根元までグチュリと飲み込んで、そのまま、夜流はふとんの上にあきらを押し倒す。
バックから激しく犯すと、あきらはシーツを口にして啼いた。
「うああん、うあーーー!!」
「いきそう?」
「あ、もうだめぇ。もうだめ、いやああああ」
「もっと欲しいんだろう?ほら」
内部に突き上げ、揺さぶり夜流は意地悪そうに笑った。
「もっと欲しいっていったのは、あきらだぞ?」
「あ、もういいからっ。もう無理」
「そうか?ここはまだまだほしそうだけど」
欲望を飲み込んだ場所を指を添えて開くと、赤く熟れた肉が見えた。
「やああ、むり、やめてええ」
ぎちぎちの中に、指を入れ込んでいく。
「いやーーー!!」
 





NEXT