18R ******************** 「ん〜」 果実酒だけで、レンカは酔っ払っていた。レンカはアルコールに弱い。 「ふあ?」 レンカは自分の部屋の寝台にユリシャに押し倒されて、視線を泳がす。 「この衣服は楽だな」 「んっ」 ユリシャの手がレンカの白い足を撫でる。 「んあ・・・・」 キスをすると、舌が絡んだ。 「あ・・・」 離れていく舌が銀の糸をひいて、それから飲み込みきれなかった唾液がレンカの顎を伝った。 「あう」 鎖骨を強く吸われて、そのまま浴衣のような衣服をはだけられた。 「あ・・・」 胸の先端をきつくつままれてレンカは目を閉じた。 「ふ・・・」 「私をここまで狂わせた寵姫はお前くらいだ」 「知るかお・・・・」 レンカは眠そうだったけれど、ユリシャはもう欲望を感じていたので、レンカが寵姫であるのをいいことに行為を止めない。 「あっ」 足を割って、下着を脱がすと、そのままゆるゆるとレンカのものを手で扱う。 それから、寝台の棚に置いてある潤滑液を指に垂らして、ふとレンカの蕾に舌を這わせてみた。 「ひゃっ」 中にぐりぐりと舌を押し入れると、レンカの体が痙攣した。 「やー!」 「指のほうが、好き?」 「んー?」 指を二本いっきに突き入れられて、レンカは呼吸を止める。 「あ・・・っく」 「息をちゃんとして」 キスをされて、レンカは喘ぐ。 「う、あああ」 潤うことのない場所を存分に濡らしてから、ユリシャはレンカをベッドから床に下ろして、立ち上がらせた。 「うあっ」 そのまま、立った格好のまま貫かれて、レンカは泣き出した。 「やだぁ!」 首を振るレンカの顎を掴んで舌を絡める。レンカの右足を肩に担いで、立った苦しい姿勢のまま何度も貫き、揺さぶった。 「ああああ!」 白い長い髪が宙を舞う。 「や、あああ」 ずるりと引き抜かれて、レンカは震えた。 「え?」 「いってごらん。どうして欲しいのか」 「んあ・・・あ、あ」 内部の熱はくすぶったままだ。 「あ・・・きて」 手を広げて、レンカはユリシャの首に抱きついた。 「いい子だね」 ズクン、ヌプププ。 最奥まで侵入して、そのままベッドに押し倒すと何度もレンカの体を揺さぶった。 「あー、あーーー」 真っ白になっていくレンカの思考と一緒に、行為も緩やかになっていく。 「あ、いっちゃ、う、あああ」 レンカのものに手を這わせて扱うと、ユリシャはレンカの中に欲望を注いだ。レンカは何度か痙攣して震えたあと、ユリシャの手に透明な蜜を吐き出す。 はぁはぁと荒い呼吸をするレンカの頭を撫でる。 「いい子だ。私が誰だか分かるかい?」 「アホ皇帝ユリシャ・・・」 「まぁ、合格だ」 NEXT |