レンカ、右目失う







18R
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右の目では何もみえない。左目だけで、動くユリシャの体をおう。

「ふ、くああああ」

一気に貫かれ、揺さぶられてレンカは真っ白な髪を振り乱す。真っ白な視界の中にオレンジのメッシュが混ざる。

「あ、あ」

ズル、チュク、チュクと中をはうユリシャの腰に足を絡みつけた。

「ふ・・・っあ」

流れる涙を吸い取られて、また激しく動かれてレンカは髪を舞わす。ユリシャはレンカの中に性を放ったあと、引き抜くことなくそのままレンカをベッドに縫い付けて、奥まで突き入れた。

「あーあっ、あ」

ギチリと食い込んでくる内部を突き破るように激しく動かされて、レンカは眼帯をされた右目を瞬かせた。

いつものようにぬるりとしたスライムが現れる。それはレンカの体の中に入りこみ、奥からレンカを犯した。それはユリシャと意識が繋がっていて、ユリシャの思い通りに動かせるのだ。スライムといっても、生命体ではなく、魔法道具の一種。それをユリシャが夜用に改良したものだった。

「あ、あ!」

内側と外から突き入れられて、レンカは涙を零す。

「や、だあああ!!」

ズルズルと中を這う動きに、直接前立腺を刺激される。何度も。そこをこすりあげるようにユリシャが浸入してくる。

「あふ・・・・」

舌をなぶるスライムの動き。ふにふにと、全身を這うくすぐったさ。ユリシャはレンカの平な胸を何度も撫でると先端を甘くかんだり、指で押しつぶしていたりしたが、レンカを上にすると、はげしく突き上げ始めた。

「あ、あ、あああ!!」

宙を舞う白い髪。オレンジがぱさりとユリシャの視界を覆う。

「ん・・・・くっあ」

ふるっと全身を痙攣させて、レンカは透明な蜜を吐き出すと、そのまま背をしならせる。ユリシャはそれでも動きをとめない。レンカがいっているのだと分かっても攻め続ける。

「レンカ」

ずるっと内部から抜くと、赤い熟れた肉が見えた。

「やっ」

「どうされたい。いってごらん」

くちっと、蕾を指でかき回される。

「あ、あ、もっと、もっと奥まで!」

「奥まで?」

スライムはすでに消えていた。

「あー・・・・う、欲しい。ちょうだい」

グプププと突き入れられて、レンカはまた透明な蜜を吐き出した。

「ユリシャ・・・・はぁ・・・・」

レンカは舌を這わして、ユリシャの指を舐めた。くちっと音がなる。
舌と舌をからませ、銀の糸をひかせながら離れていく。
そのまま内部を擦られて、レンカは見える左目からいくつもの涙を流して、全身を痙攣させた。

「あ、あ、もういやあああ!イってるのに、とまんない!!」

オーガズムの波ばかりに襲われて、レンカはシーツに爪をたてる。

「かわいいな、お前は」

「やー、うああああ」

ひくんと痙攣した体を裏返す。ギチュ、グチュ、ズプン。
水音をたてて、欲望を飲み込んでいく場所はもう、ユリシャのすでに放たれた精液を吐き出して、レンカの太ももを伝わっている。

「お前の、全部吐き出せよ。俺の体、に」

唇の端を吊り上げて、ニィと唇を舐めるレンカに、ユリシャはどうしようもないくらいの劣情をかられた。妖艶だ。寵姫の中で一番。今まで抱いてきた後宮の女やたまに抱いたことのある男娼よりも一番。

「ふふ・・・全部くれてやる」

とぷんと奥まで性を注がれて、レンカはユリシャと唇を重ねた。

「へっ。俺の中ザーメンだらけ。あーもう、またいくっての」

びくんと背がしなった。
ぬけていくユリシャのあとをおうように、白濁した液体を大量に吐き出したそこに、ユリシャが指を突き入れた。

「な!?」

「もっとかき回してやろう」

「やああああん」

精液ごと中をかきまぜられて、レンカは啼くと、またユリシャを飲み込んでいた。

睦言はしばらくそのまま続き、レンカはバスルームで体を洗われて気だるげにしている。

「あー。やるのはいいけど、やったあとがな。しんどいし」

「でも、お前も快楽に溺れている」

「知るか」

レンカは、鏡に眼帯を映して、かっこいいじゃん俺とか思っていた。



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