「学園祭」G







R18
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クプププ。
中に飲み込まれていく、夜流の欲望。
締め付けてくる柔らかい熱い肉を、夜流は強弱をつけていろんな角度で責めた。
「は、うあん、ああ!!」
ズッ、ズッ、ズッと、体内を出入りする熱の楔。
あきらは、戒められた手をふるふると震わせて、夜流の裸の胸をゆっくり押し返す。
「あ、あ、あ・・・・だ、めぇっ」
くらりと、頭が真っ白になったかと思った瞬間、抜かれて、また違う角度から突き入れられる。
ズッ、ズチュ、ズチュと、水音が結合部から聞こえた。
もう何度も何度もかき回されて、粟立っている。
クチュリ・・・・。
音をたてて、あきらの中を大きく抉って犯すと、あきらの体が痙攣をはじめた。
「あう、あう、あうーーー!!」
ビクンと四肢が強張り、背が弓反りにしなる。
あきらが、感じていく兆候。
あきらは、自分の体の中で夜流が弾けるのを感じていた。いつもなら大抵そこで終わってあきらを抱き締め、一緒にシャワーを浴びるのだけど、まだ終わらない。
グプリとまだあきらを犯す、夜流が突き入れたままあきらを揺さぶる。
「ううん、うううあ!」
ガクガクガク。
髪が空中を狂ったように踊る。
また、ビクンと体が痙攣した。
イく兆候だ。
でも、まだ後ろだけでいくことはできなくて、あきらのものは固くなっているけど、ぽたぽたと蜜を零すだけで。
いつもなら、自分で扱ってイクこともできるのだけど、手はリボンで戒められてうまく動かせない。
「よ、ルウ、いかせてぇっ!」
「まだ、だめ」
「もう、20分以上、あきらのことずっと犯してる!先にもうよるいったのに、ずるい、あ、ああうー、あーーー!!」
いらない言葉をいったあきらをいじめるように、あきらの感じる内部を何度も抉りぬいた。
それから、完全にあきらの体内から抜き去る。

「あ・・・・ん」
蕾はきゅうと収縮を繰り返して、夜流を欲していた。

「いけない、子だ」
「は、うああああーーー!!」
騎乗位になる。
あきらを下から何度も突き上げる。
「ふうん、く、あああ」
あきらのストレートの髪が突き上げられる激しさでパラパラ零れ、宙を舞う。
メイド姿のまま、夜流に好きなように犯され続けるあきら。
また、内部で夜流が射精するのが分かった。
「はっ、はっ、はっ・・・・」
もう、かれこれ30分は犯され続けているだろうか。
媚薬のせいか、体中がいつもより敏感になっていて、意識も朦朧としはじめている。
「はっ、はっ、はっ・・・」
乱れたあきらの呼吸。
それを塞ぐように、あきらの顔を両手で挟んで、夜流がディープキスをする。
「んうあ・・・・あつい・・・・奥が・・・奥が・・・・・んっ」
また舌が絡み合う。
あきらは、自分を解放したそうにしているけど、でもできない。
「いやーーーー」
押し倒されて、正常位に戻される。
「あっ、く・・・・」
ひくん。
あきらの体がまた痙攣した。
内部を抉られまた突き入れられる。
ベッドのスプリングは、いかれたかのようにギシギシと音をたてる。
あきらの裸の胸に、ポタポタと夜流の汗が滴り、あきらの汗と混じりあう。
それを舌でなめとる夜流も、もうそろそろ限界のようだ。
まだ、あきらは1回しかいっていない。その間に、夜流は3回はいったか。
「うあああ・・・・うああーーー」
犯され続けて、意識が薄らいでいく狭間で時計をみた。
1時間。
ずっと、好きなように夜流に陵辱され続けている。
でも、レイプじゃない。自分もこう夜流に抱かれることを望んでいるから。少し乱暴にされても、最後はいつも優しい。
ズチュ、ズチュと水音がまた結合部からなる。
ふとももを、夜流があきらの中にだした精液があふれ、滴り落ちてベッドのシーツに染みをつくった。
どんだけいっぱいだしたんだよお前って、意識がしっかりしていればいいたかったけど。
でも、むり。
「んあっ、く・・・・ぅぅぅん、くあっ」
はじめて、夜流の手でいかされたときを思い出す。
そんな、すごい快感があきらを襲った。
体中をかけめぐる。
「ん・・・・」
顎から飲み込みきれない唾液が滴る。
「は・・・ぁ・・・あああ、く・・・ん」
夜流にいじられてもいないのに。
夜流におかされ続けて、はじめてあきらはイった。
前立腺を何度も突き上げられて、体中がガタガタ震えて。
シーツを蹴る足と。手は、頭の上で戒められたまま。
「うーーー、リボン、解いて・・・夜流を、ぎゅって、できない、よ・・・んんっ」
「あきら・・・・愛してる」
リボンを解いてやると、痕が紅くのこってしまった。
その手で、裸の夜流の背中をひっかいてから、ぎゅっと抱きついた。
「ふあ・・・真っ白になって・・・・・ぐちゃぐちゃになる・・・ん、またきたっ」
びくん。
オーガズムの波がまたやってくる。
もともとXXYで精子の少ない夜流には、もうはきだすものはない。
背筋をゾクリとはいあがる。すごい快感はあるのに、それだけが全身をかけめぐって、終わらない。
夜流に抱きついて、夜流の腰にぐちゃぐちゃになったメイド服のまま、はだしの足を絡み付ける。
「ぎゅって、して・・・夜流」
「大好きだよ、あきら」
「俺も・・・・あ、あーーー!!」
はきだすもののないあきらの先端をグリグリと夜流の爪がいじめる。
快感だけが全身をかけめぐる。
はきだしたいのに、はきだせない。

もう。
視界がブラックアウトしそうで。
でも、最後まであきらは意識を失わなかった。
ずっと、愛する夜流に犯され続けてぐちゃぐちゃにされて、そして最後は抱き締めてもらった。

俺、きっと矛盾してるけど。


でも、幸せ・・・・






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