Ｒ１８ *********************************** 「うあああー、あああ！！」 あきらの髪が宙を踊る。ネコミミカチューシャは微動だにしないけど。 激しい挿入と引いていくリズムに、あきらの足が痙攣していた。 あきらの腰を掴んで、リズミカルに時に不規則に内部に突き入れ、突き上げ、そしてそのまま揺らす。 グチュ、グチャ、グチャと粘膜がこすれ、粘液に満たされる音がする。 臓物を直接犯されいるような衝撃。 「うあああっ、ああ、夜流、ああああっ」 夜流の名を呼ぶあきらは、ベッドの上でぎしぎしと体を揺さぶられている。 あきらの手を後ろ側で片方の手で戒めたまま、後ろから犯す。 「ああ、うあっ、く、ひっ」 欲望にまみれた行為。 中を抉っては入り口まで引いて、また突き入れる。 そんなことを何度か繰り返していると、後ろを向いてくるあきらの瞳と視線が合った。 「ううう・・・・・やああ、夜流、この格好やだっ！夜流に触れない！」 激しいＳＥＸだが、すでに慣れているあきらには苦痛ではなく快感しか与えない。 夜流はあきらの腰を引き寄せ、一度あきらの中、奥に白い液体をぶちまけた。 「んう・・・・熱いの・・弾けるっ、うあああ！！」 ベッドのシーツに顔を押し付けて、あきらはオーガズムの波に耐えるけど、夜流に後ろから抱き寄せられたことで、体が痙攣した。 「やぁ、深いっ！」 座位という体位だろうか。 ベッドに座った夜流のあぐらの上に座る形で。 「ふー、ああああ」 あきらの感じる場所だけを突き上げる夜流。 「っち」 収縮するあきらの内部に我慢できず、もう一度あきらの体に欲望を注ぎ込んだ。 「んあっ」 あきらもオーガズムに襲われているようだ。 「いや、いっちゃう、いやああ」 「いっちまえ」 あきらは、蜜を零すことなく、オーガズムの果てにいってしまった。 「く・・・ん」 顎の端から唾液を滴らせて、二人は汗を散らせあいながらお互いの体をぶつけあう。 あきらの中からひきぬくと、ドロリとあきらの粘液と夜流が出した精液がまじったものがあきらの太ももを伝い、あきらの着ていたぶかぶかなＴシャツに汚れとなってついた。 「や・・・ん」 足を思い切り開かされた。 そのまま、正常位で責められる。 「あっ、あっ、あっ！！」 柔らかなあきらの体は、どんな体位も柔軟に受け入れる。夜流はあきらの両足を肩に担ぎあげて、律動を開始した。 「うあっ、あ、あ！」 あきらは、言葉となるものは喘ぎ声になっていた。 チリンチリンと哀しげに、首の鈴が揺れている。 「ネコミミ・・・鈴・・・残念ながら、尻尾はとれちゃった、猫のあきら」 「うー、うあっ」 「俺を喜ばせようとしたの？」 「うあっ・・・ひあっ・・・・そうだよ、悪いかよっ」 「ううん。かわいい。好きだよ」 「あ、おれ、も、す、き、ひっ」 酸素を吸おうとするたびに、グラインドする夜流の動きに呼吸までおかしくなる。 「ううん・・・・」 きゅうっとあきらの中が締め付けてくる。 あきらは、透明な蜜を先端から数滴ポタポタした垂らせて、男性的意味でいった。 でも、またすぐに頭が真っ白になってスパークするようなオーガズムに襲われる。 「やあっ」 シーツを握り締めるあきらの手を、夜流は自分の背中に誘導させる。 あきらの爪が食い込むけど、痛いと感じる余裕もない。 少しでも気をぬいたら、こっちも全部もっていかれそうだ。熱い、あきらの中。 「あき、ら」 「んん、ん・・・・」 ひくんとつま先を痙攣させて、あきらが夜流の唇に自分から唇を重ね、舌を絡ませあう。 ぐち、ぐち、ぐち・・・。 結合部から聞こえる水音が、あきらの意識を奪う。 「あ、あ・・・・一つになって、溶ける・・・・あ、またいっちゃう、うわああああ」 びくん。ひくり。 あきらが背筋を弓なりにしうならせる。 シーツを泳ぐあきらの白い足。 あきらがいったのと同時に、夜流はあきらの中に3回目の情欲を注ぎ込んでいた。 クプッと音をたてて、抜かれる夜流 それを、あきらが締め付ける。 「あきら？」 「やだっ。もう少し、このままっ」 「分かった」 あきらの内部は熱すぎる。 夜流は目を閉じた。 チリンと、哀しげに鈴が揺れていた。 NEXT |