「クリスマス」E







R18
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「は、は、は・・・」
あきらの苦しげな息が耳元でする。
ぐちぐちと、指であきらの内部を犯し続ける。
「ん・・・も、いから・・・きてっ」
哀願。
甘い甘い、腰にくる声と潤んだ瞳が一緒になった。
指をズルリと引き抜くと、あきらの蕾はひくひくと収縮している。
そのまま、夜流はすでに起立していた自分のものにも、潤滑液をまんべんなくかけて、あきらの内部が切れないように、愛液の出ないあきらのそこにあてがうと、一気に貫いた。
「うあーーー!!」
あきらが目を見開いて、涙を零す。
衝撃は、脳天にまでやってきた。
内部を引き裂かれる強烈な衝撃。
でも、痛みは万遍なくほぐされたせいと潤滑液のおかげでなかった。
「あ、あ、あああ」
そのまま、あきらを揺さぶる。
「う・・・く」
ズルリとあきらの体から全部引き抜くと、夜流はあきらに聞いた。
「あきら、立てる?」
「ん・・・支えて、くれるなら」
「じゃあ、窓枠つかんで立って?」
「ん・・・・」
暖房はフルに効いているので寒さはない。
そのまま、夜流にいわれたとおり、窓枠にしがみついてベッドから降りて立ち上がると、夜流は立った姿勢のままあきらを犯しはじめた。
ズプズプと、夜流の欲望をのみこんでいくあきら。
「うあああ、深い、やだぁっ」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅっと、挿入された場所から水音が大きく聞こえた。
「いや?」
耳元で、しつように聞き返す。
「ううん!!」
ぐちゃっと内部で音がなる。
あきらの体を支えながら、あきらの左足を肩に担いで、そのままの姿勢からあきらに蕾に何度も挿入を繰り返し、すでにとろとろに溶けている内部をさらに熱のナイフとなった欲望で犯していく。
「ひ・・・ん。深くて、おかしく、なるう」
「大丈夫、だから」
ズッ、ズッ、ズッと出し入れを何度も繰り返される。
ひくんとあきらが痙攣して、内部が収縮する。
「く・・・・」
そのまま、あきらの熱に包まれて、夜流は欲望をあきらの中に注ぎ込んだ。
でも、また律動は終わらない。

あきらの左足をもう一度抱えなおして、一番奥まで突き上げたかと思うと、あきらが感じる前立腺を刺激する場所をしつように攻め立て、抉った。
「うああ、うあああ、ああああ!!」
あきらは悲鳴ににた喘ぎ声を出す。
「あきら、愛してる。きもちいい?」
ぐちゅぐちゅと肉と肉同士がぶつかり、弾ける音がする。
「んく・・・・んん、キス、キス!」
ねだってくるあきらの顎をつかんで、乱暴にキスをする。
舌と舌を絡み合わせたまま、そのまま二人は一つになって溶ける。
「ここ、いい?」
「あー、いやあああ、あ、あーーー!!」
もう知り尽くした、あきらの感じる場所。
執拗に攻め立て、突き上げ、揺さぶるとふるりとあきらの全身が震えた。
「あ・・・・いっちゃう、いっちゃ・・・・んーーー!!」
あきらのものは何も吐き出さなかった。
オーガズムのみでいってしまったあきらに、おいうちをかけるように、夜流はあきらのものを手で扱って、あきらを揺さぶりながら、二人で高みに達した。
「んあ、うあああーー!!」
「く、あきら・・・・」
中に、また夜流は精液を直接注ぎ込んだ。
あきらが女なら、確実に孕んでいるだろう。
あきらも先端から数滴の蜜をトロリと夜流の手に吐き出していった。

「んあ・・・・」
ズチュ。
「くうん・・・・」
くちゅくちゅ・・・。
肉を直接犯される音に、あきらは意識が遠のきそうになるけど、必死で夜流にしがみついて意識を保つ。
「ふあ・・・・・またくるっ・・・ああ、またっ」
ひくんとあきらは足を痙攣させる。
オーガズムの波におそわれて、立っていられなくなった。
夜流はあきらを床に押し倒すと、バッグから犯して、もう一度欲望を吐き出すと、あきらと舌がからむキスを繰り返し、二人はしばらく余韻にひたってから、シャワーを浴びて、汚れた床をふきとって、朝まで目覚めることのない深い眠りについた。



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