「日常」D







18R
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「ああう・・・あ、あっ」
ベッドで、淫らにあきらが喘ぐ声が聞こえる。
「ナイト・・・・」
夜流を見下ろして、騎乗位になっていた。
夜流は何度もあきらに口付けを繰り返す。
「平気?挿入れても・・・・」
すでに、あきらの蕾は指をいれられて十分に解され、新しく買った潤滑液を塗りこまれ、潤っている。
「あ、もう我慢できない。ナイト、ナイト!!」
「俺もそろそろ限界。あきら、その位置苦しくない?」
「いっぱい子供作るって約束したから。いっぱい、ナイトのもらわなきゃ」
「あきら」
乱れる茶色の明るい髪をすいてやる。

あきらは、自分から夜流の欲望をそこに宛がい、飲み込んでいく。
ズッ、ズッ、ズズッと音がしていく。
あきらの中に、夜流の起立したものが飲まれていく。
「あ・・・ううん、あ」
びくんと、一瞬とまる。
夜流は、あきらの腰を掴んで奥まで突き上げた。
「ひああああーー!!」
夜の営みを思い出し今、二人は前のようにではないが、1週間に一度くらいの割合で体を繋げる。
それはあきらからの誘いだったり、夜流からの誘いだったり。

収縮する熱いあきらの内部に眉根を寄せてから、下から何度も突き上げた。
「あ、あ・・・ナイト、ナイトの大きくて脈打ってるよ・・・・」
あきらを押し倒して、内部を抉るように動いてからまた突き上げた。
「ひあっ」
あきらが空気を飲み込む。
感じる場所を抉られたのだろう。
「やだっ・・・ナイト、そこやだっ」
首を振って嫌がるあきらと舌を絡めてから、嫌がるあきらのそこをせめる。
「ああう、うああーーー!!」
一際高くあきらが声をあげて、全身を痙攣させる。その瞬間を待っていたかのように、立ち上がったままのあきらの前に手をかけて、先端をグリグリと弄ってやると、あきらはあっけなく果てた。
透明な蜜をぽたぽた零して震えるあきらを、待ってやらない。そのまま、あきらの前をまた手で扱ってから、大きく腰をグラインドさせて何度もあきらを揺さぶった。
「あ、うあああ、やああーーー」
茶色の髪が宙を舞う、激しい律動。
グチャっと、音がした。

一度引き抜かれた後、そのまままた突き入れられえる。
「んんう・・・・あっ」
何度も舌を絡めあう。ディープキスを繰り返す。
「あきらの奥にちょうだい!夜流の熱いの、ちょうだい・・・・」
締め付け続ける内部に耐え切れなくなり、一度果てる。
「あ、広がってく・・・・ナイトの・・・・子種・・・俺、赤ちゃんできちゃう、いあっ・・・うあああーー!!」
また突き上げられて、あきらは全身を痙攣させる。
オーガズムの波に襲われている間も、あきらの体は激しい律動に揺さぶられ続けている。
「んく、あ、ああああ!!」
ひくんと足がシーツをける。
そのまま、あきらは夜流の腰を足で挟みこむ。
より夜流のものを飲み込もうと自分から足を広げて誘う。

「夜流の、子種、ちょうだい・・・・」
あきらは大分エロい言葉を覚えるようになった。
暇な時にと、哲が置いていった男性向けのPCゲームのせいだろうか。
「うああ、またくるよ・・・・やぁぁぁぁあああーーーー」
あきらをうつ伏せにして、そのまま犯してやった。真っ白になっていくオーガズムと一緒に、もう何も吐き出せないあきらのものをそれでも苛め続ける。
「やあ、そこばっかりいじらないでぇ!もう何もでないよ!俺、XXYだから、夜流みたいにできない!」
「でも、気持ちいいだろ?」
「ひん・・・・うあああ、真っ白にな・・・・あーー」
指を噛むあきらの口内から、あきらの指を抜き去って、変わりに夜流は自分の指をいれて口腔をぐちゃぐちゃにかきまわすと、あきらは積極的に舌を絡めてきた。

「あ、あ、俺・・・・孕んじゃう!」
「孕んだら、女の子、だろ?」
「ううあ、あああ!!」
ポタポタと、結合部から溢れた白い精液と潤滑液、それにあきらの体液がまじったものが汗と一緒に滴る。
「あ、あ、あああ!!」
汗を宙に舞わせるあきらと夜流。

まだ、夜は更け始めたばかりだ。

 



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