R18 *************** 「やぁ・・・ん」 一度は一緒にバスルームであきらのものをかきだしていたけど、でも我慢できなくなって、シャワーを途中で止めると、水分をざっとバルタオルでふきとって、またベッドにあきらを押し倒した。 あきらのゆるりと立ち上がったものを口に含むと、あきらは首を振った。 「や、やめええ、やめ、だめええええ」 歯を立てないように舐めあげ、そのまま先端を吸い取るような仕草をすると、かろうじで残されていたあきらの最後の精液が、透明な蜜として夜流の口内に吐き出される。 「やぁ、もう無理!」 「味しないんだよな、あきらの。俺の苦いだろ」 「ん・・・・」 精液の中に子種がほとんど存在しないせいで、通常は白いであろう吐き出される体液は、透明。しかも無味無臭だ。 男のものとは思えない。 ぐちゃぐちゃになったあきらの内部に指をつきいれる。 「さっきまで俺の飲み込んでたせいで、塗れてる」 「いやぁ、言わないで!」 顔に腕を交差するあきら。 「もっかい、いい?」 「ああ、俺、もうナイトので溢れるよっ」 「いや、流石にそこまで出せないから・・・」 といいつつ、いつも生でする二人。 処理するからいいけど、本当はゴムをつけるべきなんだけど。 「うぐ・・・あっ」 対面座位にされて、あきらは夜流のものを飲み込んだあと、硬直した。 「どうした?」 「どうやって・・・動くの、これ・・・」 「あきらが動くの」 「え・・・やっ」 緩く下から揺すってやると、それだけであきらは涙を零した。 「恥ずかしい・・・」 「俺、あきらの全部知ってるけど?あきらまぐろじゃないだろ。腰動かすような娼婦みたいなのでもないけど。まぁほどほど?」 「なんだよそれぇ・・・やぁ。揺すらないで」 また緩く揺すってやると、グチャグチュという音をたてて、内部に食い込んでいく熱い楔。 「そうだ」 「?」 一度あきらから引き抜くと、夜流はベッドの隅にあった、黒いリボンに手を伸ばす。 「これ、また新しく買ってあげるから」 「な、何するの?」 「目隠し〜」 「うあっ」 目隠しをされて、視界が真っ暗になった。 またさっきの体勢にされて、そのまま緩く下から揺さぶられる。 「俺の視線、見えないだろ?自分で動ける?」 「ん・・・・あ、あ・・・・」 「そう、ゆっくりでいいから」 ゆっくり動くあきらに合わせて、下から揺すってやる。 「や・・・・うあん、なんでぇ。もうイきたくないのに・・・またくるよ・・・波がっ」 そのまま一度動かなくなったあきらを、下から激しく揺さぶった。 「いやぁ、今ぐちゃぐちゃにしないでぇ、また、波がっ」 「知らない。あきら、赤ちゃんが欲しいんだろ?俺のこと、いかさないと」 「ナイト、いじわる、あああ!!」 押し倒されて、深く抉られる。内臓を犯すような感覚。 あきらの中に全部埋めて、それから揺さぶって、また挿入して。 今日、何度目かに分からない欲情を吐き出すと、さすがにもう夜流も吐き出すものがなくなっていた。 「ひう・・・・もういや、もう許してぇ。目隠しいやぁ」 「あ、ごめん」 黒いリボンをとってやると、あきらは泣きじゃくっていた。 「もっかい、シャワー浴びようか」 「いや!」 あきらは重く気だるい腰をあげて、一人でシャワーを浴びて自分で処理をした。 「あーきーらー?」 「ナイト、また俺にむらむらして襲い掛かってくるからやだっ」 「いや、今日はもう流石に無理だから」 「ナイトのばかっ!俺、違う部屋で眠る!」 「あーきーらー、あああああ」 あきらは怒って、パジャマに着替えると空いている部屋のベッドで眠ってしまった。 一人、ぐちゃぐちゃになったシーツの上に取り残された夜流は、シーツを張り替えて、脱ぎ散らかされた服を片付けて、寂しくソファーの上で眠るのだ。 いつもはあきらと一緒に眠るけれど。 「んが・・・・もう、朝?」 毎日が休みのせいで、時間感覚がおかしくなっている。 「って、重いと思ったらあきらか」 狭いソファーの上に、あきらが夜流の上にどっしりとのっかるような形で寝ていた。 「やっぱり、一緒に寝るんだからな。かわいいやつ」 あきらをベッドに運んで寝かすと、自分も同じベッドに潜り込んでまた眠りについた。 NEXT |