太陽の双子2







「はう・・・・ん」
服の上から体を弄られて、すぐに星嵐は甘い声を出した。
「待って・・・まだ、廊下・・・ああっ」
家臣が行き交うのも構わず、真那は星嵐の顎を掴んで上を向けさせると、舌をさしいれた。飲み込みきれない唾液があふれて、顎を伝う。
「はう」
背筋がぞくぞくする。真那の紫の綺麗な瞳は、まさに獲物を目の前にした肉小動物のような。そんなぎらついた色を含んでいた。

「王。執務を」
大臣の露松蔭(ロ・ショウイン)が、真那の部屋の前で唇を重ねる二人に、後ろからそーっと声をかけてみる。
「ううん、真那ぁ!しんなぁ・・・・」
甘い、ねだる様な声。
腰にかなりくる。
大臣の露松蔭は、孫のように可愛がっている星嵐正妃陛下の声に、キャッと声をあげて耳を塞いで逃げだした。乙女のように真っ赤に顔を紅潮させて。

「あ、見てるからぁ!人が、見てる、からぁ!!」
星嵐が、衣装を脱がせていく真那の背中に爪を立てる。
露になった白い肌に次々に痕を残していく真那。
「だ、めぇっ」
すでに立ち上がりかけた少年の花茎を、真那は膝でぐりっと衝撃を与える。もう、少女の花弁は甘い蜜を零して、下着をぬらしている。

「だめぇっ。人が見てるのおお」
オパール色にも見える水色の瞳からポロポロと、溢れ出した涙が零れ落ちていく。それをなめとって、真那はもう限界な星嵐を抱き上げると、自分の寝室の部屋の扉をあけて、中から固く鍵をかけた。

「んあっ!あああ、やだぁっ」
こうして、欲望をもって星嵐に触れるのは本当に半年ぶりだ。唇を重ねることはあったが、そんな雰囲気になるとお腹の子がと星嵐が言い出すので、ずっと我慢してきた。
それももう限界だ。

子が生まれてもずっと我慢していた。
乳母も雇った。
「もういいだろう?お前を愛させてくれ」
「んあっ。寝台にっ」
寝台にと求める星嵐を、扉の前で立ち上がらせると、そのままドレスの裾をあげて、真那がしゃがみこんだ。
「な、にするのお!?」
不安そうに扉に体重を預けて揺らめく星嵐の、瞳を見上げて、下着を取り払うと、そのまま真那は星嵐の花弁に唇と舌を這わせる。
「ううん、あああ!」
「もう、蜜がこんなに零れている。お前もずっと俺が欲しかったのだろう?」
「だってぇ!半年もしてない、からっ。真那のせいで、僕の体淫乱になっちゃったんだからぁ!」
すすり泣くように、星嵐は足を閉じようとするが、それを真那が許さない。
ピチャリと、あふれ出す蜜をすすり、花弁の中をわって、熟してしまった肉を舌でえぐる。
「ああっ」
ぐりぐりと刺激を与えられて、溢れた愛液は真那の唾液と交わって、太ももを伝い落ちる。

最初は女性もののドレスを纏うことを苦手とした星嵐であったが、それにもなれた。下着は男性女性どちらでも使えるものをしようしているが、衣服に関して真那があれこれいうことはあまり少なかった。ズボンをはいていても良かったし、たいていは男装した少女のような格好をしていたが、今日は侍女がドレスを出してきたので、仕方なくそれを着た。
それが、こんなことになるなんて。
ドレスなんて、まさに裾をあげてしまえばすぐに下着が見えてしまう。

月下美人のような儚げな美貌が、美しく咲いていく。
「ああっ・・・・そんな、奥まで舌いれないでぇっ」
ピチャリピチャリと、真那は気にしたそぶりも見せず、星嵐の花弁の奥に舌をさしこんでいく。
「ううん・・・」
ドレスの裾を星嵐に持たせて、あいていた手でふるふるとたちあがった、幼いままの少年の花茎を扱う。
「うあん!」
星嵐の喉から漏れる声が一層甲高くなった。
星嵐は、花茎まで口に含み、少年の部分を先にいかせるように動いたかと思うと、立ち上がり、すでに猛った己を取り出すと、前から強引な姿勢で星嵐の花弁を突き上げた。

「あああああっ!!」
ビクンビクンと、壊れたように星嵐が身を震わす。
「深い、深い!!」
無理な姿勢のせいで、いつもより深い場所まで一気に貫かれた。
「あ、アアア・・・だめぇ。それ以上、奥はだめぇ!」
行き止まりになっている場所まで何度も突き上げて、そして強引に、女の部分をこじ開けた。

「ああああ、うああああああああ、あ、あ!」
衝撃に、星嵐が前のめりになる。その体を支えて、右足を肩に担ぎ、前からまた突き上げる。
ジュクジュクと、泡立つ結合部。くちゅり、ぷちゅちゅちゅと、挿入の度に卑猥な音がする。そして、何度か星嵐を突き上げて、その水色の髪が宙を舞い、綺麗に結われた髪が解けるのも構わず、最奥に性を注ぐ。
ドクドクと、注がれていく体液に、きゅううと、星嵐の秘所はしめつけてくる。
「うああああんっ!」
唾液を滴らせながら、真っ白になっていく思考。女の部分でいったのと同時に、真那は少年の花茎をまた手で扱う。ポタポタと、ほとんど透明な蜜を零した少年の花茎。
女と男の部分同時で果てる衝撃。
背がしなる。体全体がピンとはりつめる。もう、頭は真っ白で、言葉を口にしようにも、それは言葉にならなかった。

何度も味わわされたが、頭がもう何も考えられなくなるくらいの快感で、たっていることもできなくなる。
「やああああああああ、あ、あああああ」
「こんなに締め上げて。全部もっていかれそうだ」
「ああああ!!」
水色の髪をなで上げて、真那は星嵐を抱き上げると、やっと寝台に押し倒した。

「ああっ」
すでに一度果てた秘所からは、白い体液と愛液がまじったものがこぼれてくる。久しぶりだったので、量もおおい。

「うあん」
平らな胸を撫で回し、先端にかじりつき、もう一方は指で押しつぶすように舌で転がした。
「私にも味わわせてくれ。お前の母の証を」
「あっ、あっ」
執拗なほとに胸をいじりまわされて、じわりと白い母乳がにじみ出てきた。
それをなめとって、真那は満足そうに笑う。
「甘い。そもそも、お前は胸がないこのままのほうがいい。女でないのだと、強調するこの体の線が」

「ああっ」
星嵐は喉を鳴らす。
深く唇を重ねてから、星嵐の邪魔な衣装を全部取り払い、真那も半裸になると、星嵐を組み敷いた。


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