藍零を寝台に押し倒して、膝で衣装の裾を割って、衣服を脱がしていく。 彼女は穏かに微笑んで、那伊を受け入れた。 「くうん」 ピチャリと、水音がする。 藍零の花弁を奥まで舐める那伊の頭に、藍零は手を置いて、必死にオーガズムの波に耐えていた。 「もっと感じてくれ、藍零」 「ああっ」 ぐりっと舌で中を抉られて、藍零の白い喉から甘い声が漏れる。 「だめええ、ああああっ」 「楽園にいってしまえ、藍零」 「ああっ」 背を仰け反らせて、藍零は軽く全身を痙攣させてから、果てた。 同時に少年の花茎を扱って、蜜を出させてやった。 藍零は、女で果てるのにも、男の部分で果てるのにも両方弱かった。 こうして両方攻めると、あっけなく陥落して那伊を求めてくる。 「きてええ。早く、早く!」 愛液に濡れそぼった秘所の花弁を、自ら手で割り、奥のピンク色の肉を見せる。 藍零は、妖艶でもあった。 「んんうーーー!!」 自分を貫く男の熱を受け止める。ずり上がる藍零の体を手でつなぎとめて、更に奥へと侵入する。狭い中の肉を肉で犯して、藍零の少女の花弁が蜜を零す。 先走った那伊の体液とまぜこぜになったものが、中から溢れてくる。 「あっ、あ」 舌を絡め合わせて、お互いに唾液を飲ませあう。 そのまま藍零の白い体に痕を残していく。 これは自分のものだという証のように。 「んあっ」 ひくんと、奥で果てると藍零がシーツを足で蹴った。 その足を肩に抱えて、激しい挿入を繰り返す。 「あ、あ、ああああ!うああああ!!」 藍零の水色の瞳から涙が零れ落ちる。 肉と肉がぶつかる音がする。結合部は泡立ち、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てていた。 「もっとか、藍零」 「あ、もっとおお」 締め付けてくる内部から一度引き抜き、藍零を裏返しにすると、後ろから突き入れた。 「きゃうん!」 弱い箇所を抉って、これでもかというくらいに擦りあげた。 「ひゃ、だめええ、そこはだめなのおお!」 「いいんだろう、藍零」 「ああ、いっちゃうよおお」 「楽園に、何度でもつれていってやろう」 「あ、那伊!」 奥に注がれる白い体液を貪りつくした藍零は、自分から那伊の欲望を飲み込もうとする。 ぱくぱくと収縮を繰り返す花弁から、白い体液が溢れてくる。 抉られたことで、中に巻き込まれた肉が、熟れた果実のようだった。 「真っ白になって・・・・消えてく、私・・・・」 「消えない。お前はここにいる」 グチュリ。ヌプププと、奥まで突き入れて、女壺とも呼ばれる女性の中に精液を思う存分注ぎこんで、那伊は藍零を抱きしめた。 「子供、できるといいな」 「できるさ。そして真那(シンナ)と名づけるんだ」 「もっとちょうだい。んあああああ!!! 少年の花茎を擦りあげて、その先端につめをたてると、あっさりと白い蜜が零れ落ちた。 両性は、両方で快楽をむさぼることができる。 「うあああん」 少女の花弁をまだ猛っているもので貫き、ぐちゃぐちゃに混ぜてから、一番感じる場所を抉り、すってやる。指まで追加すると、藍零は懇願した。 「もうだめぇっ。私、おかしくなるう」 「私も限界だな」 二人で、桃源郷を見た。 真っ白に果てていく世界。ぐったりとなってから、藍零の体を清めると、那伊は藍零を抱きしめたまま重い眠りに入った。 NEXT |