君を想フ2







藍零を寝台に押し倒して、膝で衣装の裾を割って、衣服を脱がしていく。
彼女は穏かに微笑んで、那伊を受け入れた。
「くうん」
ピチャリと、水音がする。
藍零の花弁を奥まで舐める那伊の頭に、藍零は手を置いて、必死にオーガズムの波に耐えていた。
「もっと感じてくれ、藍零」
「ああっ」
ぐりっと舌で中を抉られて、藍零の白い喉から甘い声が漏れる。
「だめええ、ああああっ」
「楽園にいってしまえ、藍零」
「ああっ」

背を仰け反らせて、藍零は軽く全身を痙攣させてから、果てた。
同時に少年の花茎を扱って、蜜を出させてやった。

藍零は、女で果てるのにも、男の部分で果てるのにも両方弱かった。
こうして両方攻めると、あっけなく陥落して那伊を求めてくる。

「きてええ。早く、早く!」
愛液に濡れそぼった秘所の花弁を、自ら手で割り、奥のピンク色の肉を見せる。
藍零は、妖艶でもあった。

「んんうーーー!!」
自分を貫く男の熱を受け止める。ずり上がる藍零の体を手でつなぎとめて、更に奥へと侵入する。狭い中の肉を肉で犯して、藍零の少女の花弁が蜜を零す。
先走った那伊の体液とまぜこぜになったものが、中から溢れてくる。
「あっ、あ」
舌を絡め合わせて、お互いに唾液を飲ませあう。
そのまま藍零の白い体に痕を残していく。
これは自分のものだという証のように。

「んあっ」
ひくんと、奥で果てると藍零がシーツを足で蹴った。
その足を肩に抱えて、激しい挿入を繰り返す。
「あ、あ、ああああ!うああああ!!」
藍零の水色の瞳から涙が零れ落ちる。
肉と肉がぶつかる音がする。結合部は泡立ち、ぐちゅぐちゅといやらしい音を立てていた。

「もっとか、藍零」
「あ、もっとおお」

締め付けてくる内部から一度引き抜き、藍零を裏返しにすると、後ろから突き入れた。
「きゃうん!」
弱い箇所を抉って、これでもかというくらいに擦りあげた。
「ひゃ、だめええ、そこはだめなのおお!」
「いいんだろう、藍零」
「ああ、いっちゃうよおお」
「楽園に、何度でもつれていってやろう」
「あ、那伊!」
奥に注がれる白い体液を貪りつくした藍零は、自分から那伊の欲望を飲み込もうとする。
ぱくぱくと収縮を繰り返す花弁から、白い体液が溢れてくる。
抉られたことで、中に巻き込まれた肉が、熟れた果実のようだった。

「真っ白になって・・・・消えてく、私・・・・」
「消えない。お前はここにいる」

グチュリ。ヌプププと、奥まで突き入れて、女壺とも呼ばれる女性の中に精液を思う存分注ぎこんで、那伊は藍零を抱きしめた。

「子供、できるといいな」
「できるさ。そして真那(シンナ)と名づけるんだ」
「もっとちょうだい。んあああああ!!!

少年の花茎を擦りあげて、その先端につめをたてると、あっさりと白い蜜が零れ落ちた。
両性は、両方で快楽をむさぼることができる。
「うあああん」
少女の花弁をまだ猛っているもので貫き、ぐちゃぐちゃに混ぜてから、一番感じる場所を抉り、すってやる。指まで追加すると、藍零は懇願した。

「もうだめぇっ。私、おかしくなるう」
「私も限界だな」
二人で、桃源郷を見た。

真っ白に果てていく世界。ぐったりとなってから、藍零の体を清めると、那伊は藍零を抱きしめたまま重い眠りに入った。



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